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「お姉ちゃんの貸して!」大人になっても続く妹の依存。初めて“貸して攻撃”に反撃できたワケ

  • 2026.5.30

「お姉ちゃんなんだから」と言われると無下にできないのは、長女あるあるですよね。姉の立場である筆者の友人が、妹のお願いを初めて断ったエピソードをご紹介します。

画像: 「お姉ちゃんの貸して!」大人になっても続く妹の依存。初めて“貸して攻撃”に反撃できたワケ

私にべったりな妹

私には、2つ年下の妹がいます。小さいころからずっと二人で行動してきました。

妹はとてもかわいくて、愛嬌があって、誰からも好かれるタイプ。一方、姉の私は静かなほうで、よく妹と比べられていました。

妹は私にいつもべったりで、何をするにも一緒。登下校でも、学校でも、放課後もずっと一緒です。私が持っているものを見ては「私にも貸して!」「お姉ちゃんのがいい」と言います。たとえ大事なものでも、妹がそう言えば両親や友人も「貸してあげなよ」「お姉ちゃんなんだから」と言うのです。

そのような流れが長年続いてきたこともあり、自分を慕ってくれる妹がかわいいと感じる一方で、苦手だと思うこともありました。

結婚も妊娠も一緒

月日は経ち、私は進学のため市外へ。一人暮らしを始めて、実家と物理的な距離を取ってからは少しずつ妹とのかかわりもなくなり、どんどんラクになっていきました。

そして、私は大学で出会った人と交際、結婚。その後子どもにも恵まれました。

実家にも報告したところ喜んでくれたのですが、私たち夫婦に子どもができたと言った数か月後、なんと妹も「子どもができたから結婚する」と報告してきたのです。

妹のお願い攻撃に……

顔合わせのため、私たち夫婦と妹夫婦、両家両親が集まりました。

お腹の大きくなった私を見た妹は「ベビーグッズってどんなの買ってる?」と聞いてきました。妹はまだ妊娠初期、何を用意すればいいかわからないだろうと思いながら、自分たちが準備したものをいくつか答えました。

すると妹は「いいな~、じゃあベビーバスとおくるみは、うちにも貸してね!」と言ってきたのです。

突然のことに驚いていると「生まれてすぐしか使わないものでしょ? だったらもったいないし、うちが使ってあげるよ」と追撃してくる始末。

私はとっさに「これは貸せないよ、うちの子のだから!」と言いました。

我が子のために初めて反撃

妹のお願いを初めて断った私。

妹も驚いたらしく「えっ……」と言って、そのまま何も言えなくなっていました。これまでなら何も言えずただ黙って譲っていた私ですが、生まれてくる我が子のものだと思ったとき、“絶対に嫌だ”という気持ちが芽生えたのです。

「二人目も考えてるし、私たちが用意したものは自分の子に使いたいから」ときっぱり断ると、妹はしょんぼりしながら「わかった」とつぶやきます。

我が子のためだと思うと勇気が出た、自分自身にも驚いた出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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