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鎌倉のニューオープンカフェ&レストラン9選。朝から夜まで楽しめるひとり散歩ガイド

  • 2026.5.29
Hearst Owned

古都の風情を残しながら、新しい感性が息づく街・鎌倉に、2026年もニューオープンのカフェやレストランが続々と登場している。おいしいモーニングが味わえる一軒から、森に包まれた隠れ家レストラン、ティータイムにほっとくつろげるカフェ、2つの顔を持つユニークな酒場まで。1日を通してひとりでも楽しめる、注目のスポットをナビゲート。

【INDEX】

1.散策前に立ち寄りたい、朝時間を彩るモーニングスポット
2.心を満たす一皿に出会える、とっておきのランチのある店
3.時間を忘れてくつろげる、穏やかな空気に包まれたカフェ
4.昼の気軽な一杯も、酔いが深まる夜も受け止めてくれる酒場へ


TOMOMI NAKAMURA

散策前に立ち寄りたい、朝時間を彩るモーニングスポット

【1】ゆげ

鎌倉駅西口から由比ガ浜大通りへ伸びる、御成通り。ゆったりとした空気が流れ、地元民から愛されるこのエリアに、台湾や中国のローカルフードとして知られる蒸しパン、“マントウ”の専門店「ゆげ」がオープンした。

こちらを営むのは、鎌倉のカレーとデリのお店「ilu kamakura(イル カマクラ)」も手がける台湾好きの姉妹、暁子さんと朋子さん。

「台湾の朝市を歩いているときに出会う、温かい“ゆげのある景色”を鎌倉の街にも届けたい」という思いで立ち上げた同店は、朝8時30分から営業スタート。まだ静けさの残る鎌倉の街に、せいろから立ち上る白い湯気が、心地よい一日の始まりを告げる。

TOMOMI NAKAMURA

オーダーすべきは、台湾朝食の定番・マントウに独自にアレンジを加えた、バリエーション豊かな「マントウサンド」。なかでも店主の朋子さんイチオシは、三崎漁港直送の新鮮な大トロが主役になった、「大トロまぐろのフリット」(¥1,490)だ。

注文を受けてから蒸し上げられるマントウは、アツアツでふかふか。甘酢をプラスしたやさしい口当たりの生地に、外はサクッと、中はふんわりと揚げたフリットがよく合う。アクセントに加えたカレーマヨソースは、程よい酸味とスパイシーさが後引くおいしさ。

ドリンクは「豆乳ラッシー」(¥550)がおすすめ。クセのない有機豆乳を厳選し、レモン風味のオリジナルシロップを加えたラッシーは、大豆の風味がふんわり広がる爽やかな一杯。夏に向けてひんやり冷たい「フローズン豆乳ラッシー」も登場予定だ。

TOMOMI NAKAMURA

午後のおやつタイムには、手作りで仕上げたしっとりもちもち食感の蒸しカステラ、「マーラーカオ」(¥300)をぜひ。きび砂糖を使用した「マーラーカオ」は、どこかほっとするやさしい甘さで、疲れをじんわり癒やしてくれるはず。

ゆげ

神奈川県鎌倉市御成町10-3 とすいハウス1F
tel.070-9173-1097
営業時間/8:30~17:00
不定休
※悪天候の場合、臨時休業あり
インスタグラム/@yuge_ilu_kamakura

TOMOMI NAKAMURA

【2】ルースン

長谷エリアの路地に佇む「loosen(ルースン)」は、長谷寺や鎌倉大仏殿高徳院からほど近い場所にありながら、大通りから一本入った立地にあり、観光地の喧騒を忘れさせる穏やかな空気が流れるカフェ。

朝食に力を入れるこちらは、朝8時からオープン。 “丁寧に食べる”をコンセプトに、地元食材を生かしたプレート料理やサンドイッチ、焼き菓子を手作りで提供する。

シンプルながらも素材にこだわり、その魅力を存分に引き出したメニューが豊富だ。さらに、ヴィーガンやアレルギーにもきめ細やかに対応している。

TOMOMI NAKAMURA

おすすめは、5種類のメニューから好きな3品を選べる「モーニングプレート」(¥1,600)。自家製パンに加え、有機紅茶やスペシャルティコーヒーなどのドリンク付きでその日の気分に合わせて楽しめる。

なかでも注目は、藤沢で育てられたブランド豚、湘南みやじ豚を使った自家製ハムだ。弾力がありながらも繊細でやわらかな肉質と、上品な口溶けの脂が特徴で、噛むほどにうま味が広がる。

コク深い味わいの横須賀養鶏場のゆで卵や、香ばしく焼き上げたジューシーなフォカッチャ、鎌倉近郊の野菜を使ったフレッシュなローカルサラダとの相性も抜群だ。

TOMOMI NAKAMURA

温かな雰囲気のテーブル席に加え、緑に包まれたテラス席もおすすめ理由のひとつ。鎌倉散策前のモーニングにはもちろん、散歩の途中にふっと肩の力を抜き、自分のペースで過ごしたい時にぴったりの一軒だ。

ルースン

神奈川県鎌倉市長谷1-13-11-3
営業時間/8:00~L.O.16:00
不定休(インスタグラムをご確認ください)
インスタグラム/@loosen2026

TOMOMI NAKAMURA

心を満たす一皿に出会える、とっておきのランチのある店

【3】薪火料理 アマルフィイ

鶴岡八幡宮の東側、森に囲まれた雪ノ下エリアにひっそりと佇む「薪火料理 アマルフィイ」。同店は七里ヶ浜の人気イタリアン「リストランテ アマルフィイ」を筆頭に、レストランを展開するアマルフィイグループが「山側の静かなエリアにゆったり寛げる場所を作りたい」と、2026年4月に開業した新店だ。

入口の扉を開けると右手には薪窯に灯る炎がゆらめき、圧倒的な存在感を放つ。木のぬくもりに包まれた店内は、温かみがありながらもエレガントで洗練された雰囲気。どこの席に座っても美しい緑を眺められるのがうれしい。

メニューはすべてコース仕立て(¥5,800〜+席料¥330)で、自分へのご褒美や特別な日に最適。主役の薪火料理には密度が高く、じっくり火が入るナラの木を採用することで、表面を香ばしく焼き上げながら食材の内側にはみずみずしさが残る、絶妙な火入れを実現している。

TOMOMI NAKAMURA

おすすめは、全6品にパンとドリンクがセットになった「アマルフィイコース」(¥8,800)。メインの「神奈川県銘柄牛“やまゆり牛”サーロインと赤身肉“黒火乃牛”の薪焼き」は、2種のブランド牛を食べ比べできる一皿。

脂の甘みを感じる「やまゆり牛」は、表面はカリッと焼き目が付き、口に入れるとやわらかくほどけるような食感。「黒火乃牛」は、赤身肉の力強いうま味と繊維質の内腿の弾力、上品な薫香が特徴的で、絶妙な食感のコントラストが楽しめる。

付け合わせの「新大蒜とエシャロットのソース 鎌倉野菜のロースト」は、ひと口ごとに野菜本来の甘みが広がり、肉のおいしさを引き立ててくれる。

TOMOMI NAKAMURA

月ごとにメニューが入れ替わる、季節感たっぷりの「前菜盛り合わせ」も注目のメニュー。例えば、鶏レバーの濃密なうま味とココアの甘みが調和したマカロンに、ラムレーズンの上品な味わいがアクセントになった「鶏レバーのムース、ココア風味のマカロン」や、爽やかな甘夏のソースが初夏を感じさせる「相模湾 金目鯛 下田のカルパッチョ」など、目でも楽しめる料理がずらりと並ぶ。

最後は、同店でも豊富にワインを揃える「鎌倉ワイナリー」のぶどうの枝木で香りづけしたアングレーズを使用したアイスクリームも登場。

スモーキーな香りをまとったアイスクリームには、濃厚なキャラメルソースが添えられており、味わいも芳醇で最後を締めくくるのにぴったり。まろやかな口当たりのサイフォン式のコーヒーとともに、余韻を楽しもう。

薪火料理 アマルフィイ

神奈川県鎌倉市雪ノ下2-10-9 2F
営業時間/平日11:00~16:00(L.O. 14:30)、17:00~22:00(L.O. 20:00)
土・日・祝日11:00 - 22:00(L.O.20:00)
定休日/水曜(祝日の場合は翌日)
https://www.fire-amalfi-yk.com/

TOMOMI NAKAMURA

【4】 スパイスプリーズ!


鎌倉・大町通り沿いに店を構える「spice please(スパイスプリーズ)!」は、葉山生まれの幼馴染み、巌根さくらさんと中村莉加さんのが営むスパイス料理店だ。メニューは、チャイ付きの日替わり「カリープレート」(¥2,300)1種類。南インド料理をベースにしながら様々な地域のカレーの要素も取り入れ、日本の旬野菜を生かした、独自のスタイルを展開している。

鎌倉を代表するスパイス専門店「アナン邸」との出合いをきっかけに、スパイスの薬効性や豊かな魅力に惹かれて以来、同店の店主バラッツさんの料理教室を手伝いながら独学で学び、キッチンカーで経験を重ね、満を持して2025年7月に店をオープンしたそう。

木のぬくもりあふれる店内は、インドを思わせる鮮やかな色彩のタイルや爽やかなミントグリーンの壁がほどよくアクセントになっている。

TOMOMI NAKAMURA

彩り豊かな「カリープレート」は、3種のカレーを中心に季節の副菜などが並ぶミールススタイル。鮮やかな色彩が目にも楽しく、運ばれてきた瞬間から高揚感を誘う。

この日は、清涼感あふれるミントの香りとカシューナッツのコクが重なり合う「ミントカシューナッツチキンカレー」と旬野菜のおいしさが引き立つ「夏野菜スパイシーキーマ」、トマトの酸味と豆の甘みが一体になった「トマトたっぷりダルカレー」が登場。

どのカレーにも共通するのは、辛味に頼らない香りのレイヤー。さらに体にじんわり染み渡るような滋味い味わいが印象的だ。ナスのアチャールや紫キャベツラペ、ビーツポリヤルなどの副菜と混ぜ合わせながら頬張れば、酸味や甘みのコントラストが加わり、食べ進めるごとに味に奥行きが生まれる。

TOMOMI NAKAMURA

セットのチャイは、重層的なスパイスの香りに驚かされる一品。フレッシュのミントをプラスすることで、爽快感あふれる味わいに仕上げている。

スパイスプリーズ!

神奈川県鎌倉市大町1-2-19
営業時間/11:30〜14:30(L.O.)
定休日/月・火・月末最終週の水曜
※詳しい営業日はインスタグラムのスケジュールを要確認
インスタグラム/@spiceplease

TOMOMI NAKAMURA

【5】手打ち蕎麦 リョウマ

2026年4月、長谷駅から坂の下海岸方面に歩いてわずか2分の場所に、本格派の手打ちそばとつまみと共に日本酒やワインが楽しめるモダンなそば屋「手打ち蕎麦 RYOMA(リョウマ)」が誕生した。

ライブ感あふれるオープンキッチンと、一枚板を使用したL字カウンターが主役の店内は、開放的な雰囲気が心地いい。隣のゲストとも話しやすく、会話が弾みやすい設計だ。

そば粉は、店内の石臼で粗びきで挽き、そば粉十割に対し、つなぎを一割で配合。心地よい喉越しと香りを併せ持つ“外一そば”を提供。さらに日程限定で十割そばも楽しめる。

TOMOMI NAKAMURA

おさえておきたいのは、季節限定「あじさいおろしせいろ」(¥1,800)。鎌倉野菜の紅大根で長谷のあじさいの景色を表現した涼やかな一品だ。紅大根のツンとした辛味が、香り高く風味豊かなそばの味わいを引き立てる。

TOMOMI NAKAMURA

そば前は、店主の妻の故郷である金沢の加賀野菜を使用した天ぷらがおすすめ。「五郎島金時」(¥600)や「加賀蓮根」(¥600)など、藻塩を合わせることで素材本来の力強い味わいを引き出したサクサクの天ぷらは、ひと口ごとに野菜の個性豊かな風味が広がる。

そのほか、濃厚なコクが特徴的な、青森直送の十六代真っ赤卵をかけて楽しむ「海老と野菜の卵かけ天丼・せいろのセット」(ランチ限定 ¥2,400)も人気メニューのひとつ。自慢の北陸の日本酒(グラス¥1,000~)とともに、昼も夜も気軽にそば飲みを楽しもう。

手打ち蕎麦 リョウマ

神奈川県鎌倉市長谷2-16-15 斉藤ビル 201
営業時間/11:00〜15:00(L.O. 料理14:30)
17:30〜21:00(L.O. 料理20:30)
定休日/木曜
インスタグラム/@ ryoma.soba

TOMOMI NAKAMURA

時間を忘れてくつろげる、穏やかな空気に包まれたカフェ

【6】ルーディア


観光地の喧騒から少し離れた雪ノ下エリアの住宅街に店を構える「Loudia(ルーディア)」は、地元民からも愛される、緑に包まれたガレット専門店だ。

植栽に彩られたアプローチを抜け、扉を開けると、やわらかな陽光が差し込む、インダストリアルで広々とした空間が広がる。

店を営むのは、元パティシエの川上 茜さん。フランス・ノルマンディー地方のルーアンで出会ったガレットの味が忘れられず、「鎌倉でもっと気軽にガレットが味わえる場所を作りたい」という願いを叶えるべく、2025年7月に店をオープンした。

TOMOMI NAKMURA

ブルターニュ出身のガレット・クレープ職人、ダヴィッド・モルル氏の元で学んだ川上さんが手掛けるガレットは、薄く伸ばした生地を香ばしく焼き上げた、パリッと軽やかな食感が魅力。

特におすすめは、タルトタタンをガレットに落とし込んだ「タルトタタン風リンゴのガレット」(¥1,200)。オープンから17時までドリンクも+¥300でセットにできる。

キャラメリゼした国産のリンゴは、シャキッとした歯ごたえが印象的。上に添えられたキャラメルソースは、ほろ苦さをまとった奥深い甘みで、驚くほど濃厚。アイスクリームとの相性も抜群だ。

TOMOMI NAKAMURA

ドリンクは、コーヒーや紅茶からワイン、クラフトジンまで豊富にそろうものの、ガレットに合わせるならシュワっと軽快でフルーティーな「外国産シードルボウル」(¥650)がいちおし。

「旬野菜のガレット」や「生ハムのガレット」など、お腹を満たす食事系のガレットも充実しているので、カフェ使いはもちろんゆったりランチを楽しみたいときにも立ち寄りたくなる一軒だ。

ルーディア

神奈川県 鎌倉市雪ノ下2-11-6
営業時間/10:00~17:00
tel.0467-38-7814
定休日/第2・4水曜と木曜
インスタグラム/@loudia2116/

TOMOMI NAKAMURA

昼の気軽な一杯も、酔いが深まる夜も受け止めてくれる酒場へ

【7】柚月木

代々木上原の「Mugihana(ムギハナ)」 や「Ex. Flower Shop & Laboratory(イクス フラワーショップ アンド ラボラトリー)」など、感度の高い花屋で経験を積んだ店主の前田結衣さんが担う「柚月木(ユツギ)」は、旬の花を愛でながらナチュラルワインを味わえる、フラワーショップ兼角打ち酒場だ。

コンセプトは、「美しく、やさしく」。店内に一歩足を踏み入れると、季節の草花や枝ものがテーブル一杯に並び、まるでアトリエのような空気が広がる。

日常にそっと彩りを添える花は、毎週金曜日に仕入れ、店内で販売。幼い頃から花をプレゼントするのが好きだったという前田さんは、贈り物に最適なブーケから、器を使ったフラワーアレンジメントまで、オーダーに合わせて心を込めて仕立ててくれる。作り込みすぎない美しさと、シックな色合わせにセンスが光る。

TOMOMI NAKAMURA

生き生きとした果実味と軽やかな飲み心地が魅力のワイン、「Brutal Babass(ブリュタル・ババス) 2023」をはじめ、ワインはフランスのものを中心に、店主が好きな“軽めでうま味のある、ご機嫌なナチュラルワイン”をラインナップ。

グラスは1杯¥1,000から提供。ボトルは¥4,000からそろい、テイクアウトも可能だ。

さらに、愛知県の「Totopia Brewery(トートピア ブルワリー)」や、埼玉の「Teenage Brewing(ティーンエイジ ブルーイング)」など、日本の希少なクラフトビールやクラフトジンも豊富に用意。つまみは、オリーブ(¥300)、ミックスナッツ(¥300)と、気軽に味わえるメニューがそろう。

TOMOMI NAKAMURA

カウンター下には、小説や漫画も所狭しと並び、本のページをめくりながらワインを嗜むもよし、店主との会話を楽しみながら、その日のおすすめを味わうのもよし。思い思いの時間を過ごせる場所だ。作家物の花器や器も販売しており、セレクトの妙が際立つ。

柚月木

神奈川県鎌倉市御成町10-3 1E とすいハウス1F
営業時間/日により変動あり。インスタグラムをご確認下さい
定休日/木曜+不定休
インスタグラム/@_yutsugi_

TOMOMI NAKAMURA

【8】あやとり/角打なおらい

2026年2月、大町エリアの宮大工の建てた築97年の酒屋をリノベーションした建物内に、フュージョン料理店「あやとり」と酒場「角打なおらい」が同時にオープンした。時を重ねたちゃぶ台やレトロな時計が置かれた店内は、懐かしさを感じる木の温もりが心地いい。

店を担うのは、石黒綾さんと石黒昂士さんのご夫婦。「あやとり」では、綾さんが世界各地のエッセンスを織り交ぜたフュージョン料理を提供し「角打なおらい」では昂士さんが日本各地から取り寄せた希少な日本酒と季節の肴を振る舞う。

“なおらい”とは、神聖な祭礼の後に行われる宴のこと。そんな店名通り、「地元の人が集う場所」を目指して誕生したこの店には、肩肘張らない穏やかな空気が流れ、カウンター越しに自然と人が集まる。

TOMOMI NAKAMURA

「あやとり」を訪れたら一度は注文したいのが、とろりと半熟の煮卵が添えられた、ボリュームたっぷりの「半熟煮卵蒸し鶏ラクサ」(¥1,300)だ。

ココナツミルクと海老のペーストに多彩なスパイスを掛け合わせたスープは、クリーミーで濃厚な味わい。同じ大町エリアの邦栄堂製麺から仕入れたちぢれ麺は、もちもちとした弾力と小麦の豊かな風味が特徴的だ。

TOMOMI NAKAMURA

「角打なおらい」には元酒屋ならではの珍しい日本酒が常時20種ほどそろうほか、ビールや焼酎もラインナップ。今後はクラフト酒の展開も予定しているそうだ。

スモーキーな香りをまとった燻製すじこががごめ昆布やスルメイカのうま味を引き立てる「燻製すじこの松前漬け」(¥400)は、お酒が進む店主おすすめの一品だ。熟成によってうま味を引き出した日本酒「義侠 縁」(グラス¥600)とよく合う。

あやとり

神奈川県鎌倉市大町1-4-18
営業時間/11:30~15:00(L.O.14:30)、18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日/火・水曜
インスタグラム/@ayatori_kamakura

角打なおらい

神奈川県鎌倉市大町1-4-18
営業時間/11:30~22:00
定休日/火・水曜
インスタグラム/@naorai_kamakura

TOMOMI NAKAMURA

【9】宵

鎌倉・御成通りの一角。一軒家をリノベーションした複合施設「とすいハウス」の2階に店を構えるのが、「yoi(宵)」だ。

昼は手作りソーセージを使ったホットドッグが味わえる古民家喫茶、夜はナチュラルワインや日本酒と共に小皿料理が楽しめるビストロに切り替わり、昼夜で異なる表情を持つ。自慢のナチュラルワインは、ボトル常時50種、グラスは6~8種ほどそろえている。

元の家屋の欄間や雪見障子を活かした和モダンな店内には、ヴィンテージ家具が所狭しと並び、隠れ家のような落ち着いた雰囲気。カウンター席のほか座敷の席もあり、まるで友人の家に招かれたかのようなリラックス感が漂う。

TOMOMI NAKAMURA

日本の情緒漂う店内とは裏腹に、ホテルのフレンチレストランで腕を磨いた店主の清水幸夫さんが提供する料理は、どこかほっとするビストロ料理だ。

おすすめは、北海道・中山農園の大ぶりなグリーンアスパラに、じゃがいものエクラゼを添えた、「グリーンアスパラとフランドルソース」(¥1,250)。まろやかな焦がしバターのフランドル風ソースが、アスパラの甘みを引き立てる。

合わせるワインは、フランス・ロワール地方の「Domaine de la Pépière(ドメーヌ・ド・ラ・ペピエール)」が手掛ける、ミネラル感あふれる「ミュスカデ」(¥1,000)がぴったり。

TOMOMI NAKAMURA

2軒目使いなら、デザートと甘口のワインを楽しむのもおすすめ。 キャラメリゼしたザクザクのナッツやドライフルーツが食感のアクセントになった「ヌガーグラッセ」(¥980)は、ひんやりなめらかな口当たりが心地よく、これからの季節にもぴったりのデザートだ。



神奈川県鎌倉市御成町10-3 とすいハウス2F
営業時間/13:00〜16:00、17:00〜23:00
定休日/水曜(不定休あり。最新情報はインスタグラムを確認)
インスタグラム/@yoi_kamakura

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