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中学時代のいじめで不登校になった息子。通信制高校で“かつてのいじめっ子”と『まさかの再会』をして、、、

  • 2026.5.30

筆者の友人・Y子の息子は、昨年春に通信制の高校へ進学しました。中学時代、部活動でのイジメが原因で不登校だった息子。でも、しっかりと前を向いて頑張って登校していました。しかしある日、意外な人物と遭遇したそうです。

画像: ftnews.jp
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高校進学

息子は昨年の春に通信制高校へ進学しました。
中学時代、部活でイジメに遭い不登校になった息子は、出席日数の関係で全日制高校への進学が厳しいと言われてしまったのです。

しかし、息子は大学進学をしたいと決意。
勉強のサポートが手厚い通信制高校を選んで、頑張って登校していました。

見覚えのある親子

昨年の11月頃のこと。
息子が学校へ行くと、見覚えのある親子を見かけたというのです。
それは、中学時代に同じ部活で、先頭に立って息子をイジメていた同級生・N。
私立の進学校へ入学したと聞いていたのに、なぜ自分の通う学校にいるんだろうと不思議に思ったと話してくれました。

それからしばらくして、クラスの担任の先生から、編入する子がいると報告が……。
それはなんとNのことでした。
Nは同じ教室に息子がいることに気が付いて、目が合うとペコリと頭を下げ「中学の時はゴメン」と謝ったそうです。

編入の理由

息子が「どうしてここにいるの?」と聞くと、Nは高校に進学したものの、最初から学校に馴染めず、入った部活でも仲間とうまくいかずに孤立してしまったと話したとか。
同じ学校から進学した同級生もいたけれど、他に仲の良い子たちができていて、自分とは付き合わなくなったこともあり、だんだんと学校へ行けなくなり、親と相談して転校してきたと言ったそうです。

息子は、中学の頃のことを忘れたかのように、Nと付き合うようになっていきました。
ある日、私が「ねぇ、N君のこと許してるの?」と聞いたところ、息子はにこやかにこう言ったのです。

「アイツも思い知ったんじゃない?」
「それに、今の僕にはやりたい勉強もあるし、過去の恨みに時間を使うより、これからの学校生活を楽しみたいんだ」

息子の成長

私は未だに息子を不登校へ追い込んだNたち同級生を許せない気持ちがあります。
でも当の本人である息子が大人の対応をしていることに驚かされました。

不登校の時は本当に悩んで苦しんだ息子。
自信を無くし、部屋から一歩も出られないような時期もありました。
それでも今は、一歩一歩自分の力で歩いています。
Nのことを許せた時点で、息子は過去と決別できたのかもしれません。

いつまでも引きずっている私の方が情けない……息子の成長を嬉しく感じた出来事でした。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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