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【フジ】昭和30年代の「モノクロ放送」から… 《ギネス認定》の長寿番組が、SNSで毎週のように “万バズ” してるワケ

  • 2026.5.29

1964年開始、土曜夕の「ミュージックフェア」

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ系の音楽番組「MUSIC FAIR(ミュージックフェア)」(土曜18時~)のX(旧ツイッター)公式アカウントが、たびたび“万バズ”を巻き起こしています。放送開始から62年を数えるご長寿番組が、毎週のように起こしているバズの仕掛けとは――?

「こちらのゲストはどなたでしょう? 近日放送予定です お楽しみに!!」

2026年5月27日(水)正午、ミュージックフェアの公式アカウントが1枚の画像とともに投稿をアップすると、数時間で2000件超の“いいね”とともに多数のリプライ・引用リポストが寄せられました。「中島健人くん?」「ケンティー?」「ケンティーでは!!!」「絶対ケンティーじゃん!」「わが国の王子さま!」……。アップ画像に写っているのは、出演アーティストの後ろ姿だけ。Xユーザーはそのシルエットや衣装、ポーズなどからゲストが誰かを想像し、放送日が迫ってから明かされる“正解”を楽しみに待ちます。

ミュージックフェアが、このように出演者の後ろ姿だけの画像を事前にアップする“謎かけ式”の投稿を始めたのは2019年頃から。今やすっかり定番となり、後ろ姿からだけでは特定しきれないナゾの出演者に推理合戦が繰り広げられたり、衣装やポーズでバレバレの1枚に爆笑が起きたりと、自然と生まれる「緩急」に毎回大きな盛り上がりを見せています。

最近では同月26日正午にアップされた、カラフルなフリルのミニスカ衣装姿で並んだ8人組女性アイドルグループの画像について、「特徴あり過ぎてすぐに分かる(笑)」「『かわいいだけじゃだめですか?』って言いそう」「これはCUTIE STREET以外あり得ない」とすぐさま正解にたどり着くファンが続出。後ろ姿のみの予告段階で早くも1.2万件以上の“いいね”が集まりました。

出演放送1週間前の土曜18時半に答え合わせとなる正面画像がアップされるのが定番で、ファンは放送日までの約2週間をワクワクしながら過ごせる仕組み。他局の人気音楽番組と比べると、「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)がフォロワー数156.7万人、「CDTVライブ!ライブ!」(TBSテレビ系)が82.1万人なのに対してミュージックフェアは9.9万人と開きがあるものの、注目度やバズの頻度では引けを取らないアカウント運営になっています。

1964(昭和39)年8月、東京オリンピック開催の年にレギュラー放送が開始されたミュージックフェアは、世界最長の週刊音楽テレビ番組としてギネス世界記録に認定されたこともある長寿番組。モノクロで始まり、カラー放送(1967年)やステレオ放送(1978年)、ハイビジョン放送(2004年)などへの変遷を経た、テレビの歴史そのものを体現する番組です。

これまで司会者は7回交代しており、2026年5月現在の8代目、仲間由紀恵さんとフジアナウンサーの軽部真一さんは2016年4月から担当し10年を超えました。

長年の伝統を守りつつ、SNSの特性を生かした遊び心ある宣伝手法を取り入れることで現代のファン層にも強く訴求し、番組の注目度を高め続けています。

(LASISA編集部)

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