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「協力するから大丈夫」保護者役員に推薦するも、1年サボり続けたママ友。翌年、ママ友に待っていた天罰とは

  • 2026.5.30

「協力するから大丈夫」の一言

子どもが小学校に入学して間もない頃、同じクラスのママ友から本部の保護者役員への推薦があった。

「協力するから大丈夫」

正直なところ気が進まなかったが、その一言で背中を押されて名前を出すことにした。

仕事と家庭の両立に不安もあったが、頼れる友人がいると思うと少し気が楽になった。

それだけに、最初の役員会でその人の姿が見えなかったときの落差は大きかった。

「急に用事が入ってしまって」という連絡が届いていたが、翌月も欠席、その次の月も欠席と続いた。

理由は毎回少しずつ違ったが、結果はいつも同じだった。役員会の後に食事を囲んで次の段取りを決める時間も、その人なしで進めることが増えていった。

仕事の分担表を共有のグループに送っても、既読がつくだけで反応がない。

行事前日の準備作業も、当日の受付も、その人が担当するはずだった箇所を残りの役員で埋め合わせるのが当たり前になっていった。

最初は「仕方ない」と思えていたのが、半年を過ぎる頃には「仕方ない」では片付けられなくなっていた。

(推薦した本人が、こんなに関わらないものなの?)

不満を口に出す役員はいなかった。でも、その人の名前が話題に出るたびに誰かが小さく苦笑いを浮かべた。

それが、みんなの正直な気持ちを代わりに伝えていた。慌ただしい1年間を全員でなんとか走り抜けたが、胸のどこかにくすぶるものが残っていた。

くじ引きが決めたこと

年度末に差し掛かり、翌年の役員を決める会合が開かれた。

立候補がなく、くじ引きで決めることになった。

役員たちがひとりずつ引いていく中、そのママ友の手が細長い紙を引き出した。広げた瞬間、本人の表情が固まった。

「会長…」

小さな声でつぶやいた。

その場にいた役員全員が、示し合わせたわけでもないのに同時に目を合わせた。

誰も何も言わなかったが、その場の空気が静かにほぐれていくのがわかった。

会合が終わって廊下に出ると、同じ役員の一人がそっとこちらに寄ってきた。

「なんかすっきりしちゃった」

声に出したのはその人だったが、その場にいた全員の気持ちを代弁していた。

誰かを責めるのでも、怒りをぶつけるのでもなく、くじというひとつの仕組みがそこに答えを出してくれた。

1年かけて積み上げてきたモヤモヤが、静かに晴れていった。くじに文句は言えない。その人も同じルールの中で引いたのだから。

それでも、あの瞬間の空気はどこか公平さを取り戻したような、妙な晴れやかさがあった。会長職がどんな1年になったかまではわからないが、あの瞬間のことは今でもはっきりと思い出せる。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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