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「1ベッドルームで家賃26万円」W杯で日本代表がキャンプ拠点に選んだ街の“リアルな住事情”

  • 2026.6.21
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サッカーW杯2026日本代表クラブハウス(C)SANKEI

皆さま、こんにちは。プレー・観戦歴ともに30年以上のサッカー好きで、不動産業界歴も15年以上あるライターの西山です。2026年のワールドカップで、日本代表は大会期間中の拠点をアメリカのテネシー州ナッシュビルに置いています。

今回はチームが使用する充実した練習施設を入り口に、「ミュージック・シティ」と呼ばれるこの街がどのような場所なのか、不動産事情や気候なども含めた住まいの目線から解説します。

充実した設備を誇る日本代表の練習拠点と公開練習の舞台

日本代表の拠点となるのは、メジャーリーグサッカー(MLS)に所属するナッシュビルSCの「ナッシュビルSCトレーニングセンター」です。この施設には天然芝のピッチ2面と人工芝1面に加え、ミーティングルームなどが完備されています。

さらに最新のジムやサウナ、温冷交代浴の設備も備えており、選手たちが万全の状態で試合に臨める環境が整っています。また、ニュースなどで見かける「GEODIS Park」は、収容人数が約3万人のナッシュビルSCの本拠地スタジアムです。

ここは日々の練習拠点とは別の施設ですが、現地時間の6月8日には日本代表の一般公開練習が行われ、5,000人を超えるファンが集まり大変な盛況となりました。

産業が発展する音楽の街。ナッシュビルの住宅価格と賃貸相場

テネシー州の州都であるナッシュビルは、カントリーミュージックが盛んな「ミュージック・シティ」として世界的に知られた都市です。人口は約70万人で、全米有数の急成長都市として注目を集めています。

ヘルスケアや物流といった産業が集まり、日本の自動車メーカーも進出を果たしています。住宅価格の中央値はおおむね42万ドルから48万ドル(約6,500万円から7,700万円)と、全米平均よりやや高い水準です。

一方でテネシー州は、給与にかかる州所得税がない点が大きな特徴となります。賃貸アパートの平均家賃は月1,800ドル(約28万円から29万円)前後で、1ベッドルームでも月1,660ドル(約26万円)前後です。近年は落ち着きつつあるものの、円安の影響もあって日本の感覚ではかなり高めな印象があります。

暮らしの面から見る気候と時差。新しい視点で楽しむワールドカップ

ナッシュビルの気候は、夏は高温多湿で蒸し暑く、冬にあたる1月の平均気温は2度から3度ほどと、東京よりやや寒い程度です。治安はエリアによって差があるため、滞在時は最新の情報を確認したいところです。

また、夜のブロードウェイ周辺はライブハウスやバーに集まる人々で賑わう、活気ある街として知られています。なお、日本との時差は15時間ですが、大会期間中はサマータイムが適用されるため14時間です。この時差は、日本から試合や練習のスケジュールを追う際の目安になります。

代表チームが拠点に選んだナッシュビルは、音楽の街であると同時に、産業が大きく伸びている都市です。現地の住宅事情や居住者の生活にまで目を向けると、大会の見え方にさらに奥行きが出るといえるでしょう。

参考:
Nashville, TN Housing Market(Zillow)
Average Rent in Nashville, TN(RentCafe)



筆者:西山雄介
5歳でボールを蹴り始めて30歳まで社会人リーグに所属し、以降もフットサルでプレーを続けてきた無類のサッカー好きライター。観戦歴はJリーグが開幕した1993年から30年以上。日本代表の試合はスタジアムでも応援し、スペインでチャンピオンズリーグの観戦経験もある。これまでに買い集めたユニフォームは延べ30着以上。


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