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医師「なるべく食べて」→実は『胃がん』の予防に効果的だった…積極的に食べるべき“理想的な食材”とは?

  • 2026.6.17
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

日本人が生涯で最もかかりやすいがんの一つである「胃がん」。健康意識が高まる現代において、「少しでもリスクを減らしたい」と願うのは当然のことです。

実は今、胃がん予防の観点から「ある理想的な食事スタイル」が大きな注目を集めています。その食事法とは、世界的に健康効果が認められている「地中海食」。なぜ地中海食が胃を守る力になるのか、そして私たちの日常にどう取り入れるべきなのか?

本記事では、医師が「なるべく食べて」とすすめる食事と、今日から実践できる具体的な秘訣を分かりやすく紐解いていきます。

胃がんの基礎知識と気になる症状

胃がんは胃の内側にできる悪性腫瘍で、胃の壁の細胞が異常に増殖し、周囲の組織や臓器に広がることもあります。初期の段階では自覚症状がほとんどなく「気づきにくい病気」として知られています。そのため、多くの人が検査で偶然見つかるケースも少なくありません。

主な症状としては、食欲不振や胃のむかつき、胃痛、胸やけ、吐き気などがありますが、これらは胃炎や胃潰瘍など他の胃の病気と似ていることも多く、違いがわかりづらいのが特徴です。また、進行すると体重減少や貧血、吐血や黒色便など、より重い症状が出てくることもあります。こうした症状に気づいたときには早めの受診をおすすめします。

胃がんの原因として特に注目されているのが「ピロリ菌」の感染です。ピロリ菌は胃の粘膜に住みつき、慢性的な炎症を引き起こして胃がんリスクを高めるとされています。ほかにも、塩分の多い食事、喫煙、過度のアルコール摂取、家族歴などもリスク要因として知られています。つまり、生活習慣が胃がんの発症に大きな影響を与えるということです。

胃がんに効果のある食材とは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

胃がんは、塩分の高い食べ物や保存料、喫煙、ピロリ菌感染などさまざまな要因によって発症リスクが高まるとされています。こうしたリスクを減らすために注目されるのが「地中海食」です。

地中海沿岸地域の人々に古くから伝わる伝統的な食事スタイルで、オリーブオイル、果物、野菜、魚介類、ナッツ、全粒穀物など、健康に良いとされる食材をバランスよく取り入れています。

地中海食は抗酸化物質や抗炎症成分が豊富な点が特徴。特にビタミンCやE、カロテノイド、ポリフェノールが多く含まれ、これらが細胞の酸化ストレスを軽減し、胃の粘膜を守る働きが期待されます。オリーブオイルに含まれるオレイン酸を中心に摂ることで、炎症の抑制にもつながると言われています。

また、魚介類に豊富なオメガ3脂肪酸も重要。これらは免疫機能をサポートし、慢性的な胃の炎症を抑え、がん細胞の発生を予防するとされた研究もあります。さらに、地中海食は加工肉や赤身肉の摂取を控えめにしているのも胃がんリスク低減に寄与しうるポイント。加工肉に含まれる発がん性物質の摂取が抑えられるため、胃がんのリスクも相対的に下がると考えられています。

地中海食は、さまざまな病気の予防効果が科学的に証明されている、健康維持に欠かせない食事法です。地中海食は、心血管疾患をはじめとする様々な生活習慣病のリスク低減に関する研究が進んでおり、近年ではがん予防の観点からも注目されています。さらに、ダイエット効果も報告されており、健康と長寿の秘訣として世界的に注目を集めています。

食事はあくまで予防をサポートする土台であり、一番確実な予防・早期発見は定期的な内視鏡検査とピロリ菌検査。しかし、日々の食事で本格的な地中海食を意識することは、手軽にできるリスク対策としておすすめです。

健康長寿を支える地中海食で胃も元気に!

胃がんは早期発見・早期治療が重要ですが、それ以前の「食事による防衛」も決して無視できない大切なステップです。

抗酸化作用や抗炎症成分に富んだ「地中海食」は、色鮮やかな野菜や良質なオイルを楽しみながら、胃だけでなく全身の健康を底上げしてくれる心強い味方となってくれます。

「がん予防」と聞くと難しく感じてしまいますが、まずは食卓に少しのオリーブオイルや新鮮な魚介をプラスすることから始めてみませんか? 未来の自分を支える健康習慣として、美味しい地中海食の知恵をぜひ今日から取り入れてみてください。


池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

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東京女子医科大学消化器内科に入局後、複数の医療機関で胃・大腸内視鏡を中心とした臨床経験を積み、同大学病院助教を経て2023年に現クリニックを開院。胃がん・大腸がんの早期発見と内視鏡検査の普及をミッションに掲げ、健康診断や生活習慣病の治療をはじめ、一般内科および消化器疾患の診療、内視鏡検査と幅広く取り組んでいる。また、クリニックのYouTube(https://www.youtube.com/@HKa-wb4jw)を通じて医療知識や内視鏡検査の重要性をわかりやすく発信し、医療情報の普及活動にも尽力中。

都内トップクラスの内視鏡設備を完備し、土日診療対応、胃・大腸カメラ同日検査、専門医による鎮静下内視鏡、女性医師による検査体制など、患者さんの苦痛を抑えたきめ細かな検査環境を提供。今後も一人でも多くの患者様が安心して内視鏡検査を受けられるよう、質の高い医療サービスを追求し続ける。

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院:https://www.ikebukuro-cl.com

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