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その優しさが不満?昔は土下座、残業80時間も…上司の気づかいが今は「ホワハラ」に

  • 2026.5.25

様々な職場で若手社員とそれを指導する先輩社員が仕事に励んでいるところですが…『ホワハラ』って知っていますか?
働き方改革の一方で、職場の先輩が「優しすぎる」ことが問題になっています。

コンプライアンスやハラスメントにより高い意識が求められるこのご時世、距離感に気を遣いすぎて出てくるのが「職場の先輩が優しすぎる問題」です。

気をつかいすぎ?

実際に若手社員に聞いてみると…

2年目事務(20代)
「ありがたいことに皆さん優しく教えていただき、なんとかがんばれている。同じことを2回聞いても教えてくれたりとか、飲み会にも結構参加しなきゃいけないのかなと思ったが、無理しなくていいよと言ってくれてありがたい」

2年目通信(20代)
「優しすぎてちょっと甘えちゃうとこをもありますけど、1年目は定時になったらすぐ帰れと言われたので、今となってはありがたい話」

Sitakke

多くの職場で若手への気遣いが行き届くようになっている一方で、ある言葉が注目されています。
それが『ホワハラ』。

例えばこんな会話…。

若手社員が「すいません先輩、ちょっとここわからないんですが?」と話しかけると…

先輩社員が「あーこれね、じゃあ私の方でやっておくから大丈夫。あともう定時だから帰って大丈夫だから」

『ホワハラ』とは『ホワイトハラスメント』の略。
先輩が若手に対して気をつかいすぎて適切な仕事も与えなくなってしまい、やりがいやスキルアップの機会が失われてしまうと不安に感じてしまうことです。

その優しさに不満?上司&若手社員の本音は

Sitakke

「日々学べています」と話してくれた2年目の20代の方に、「スキルアップが感じられないと不安になる?」とたずねると「なりますね」とうなずきます。

こうした今の若手の言葉に、新人時代に厳しい指導を受けていた先輩たちは。

60代の男性は「昔入社したころは、やっぱり残業環境とかね…。遅くまで終わらないと帰れないことはあった」と話します。

「私としては後輩を大事にと思いながら指導をしているが、確かにそれによって甘えが出るのもちょっとどうかなというところもある、なかなか難しいところ」

一方金融業に勤めて6年目という20代はホワハラについて「今の時代っぽいとは感じる」と言います。

「悩み事抱えている人は多いが、それを上司がちゃんと聞ける環境が一番風通しのいい職場なのかと思う」

同じ金融業に勤めている50代は…

「ホワハラを、私やっているかもしれない。昔の私ぐらいの年代の人たちは厳しく育てられたと思うんですけど今はできないっていう環境は多分あると思います」と本音を話してくれました。
さらにこんなエピソードも。

あのドラマみたいに…

Sitakke

「自分が新人のころは、横で怒られてる先輩とか見て『やばい』って思ってミスらないようにしようというのはあった。普通に土下座とかも見たことありますよ。半沢直樹がドラマになったときに私も金融なので周りの人に『あれって本当なの』みたいな感じで聞かれたが、昔はそうだったかもだけど今は違うので」

残業についてもこんな話が。

建設業の30代
「入社したときは80時間残業するときも結構あったんです。その時間で勉強とかもできたのかなって気はしますけれど、今はもうできなくなってきて、逆にそれはそれでかわいそうになってきているのかもしれないですね」

ハラスメントを恐れて指導を控えた経験は7割?

厳しすぎるのは時代にそぐわないとしても、優しすぎても不安を感じさせてしまう…HBCテレビ「今日ドキッ!」のスタジオでも「困りましたね」との声が上がりました。

さらに指導する先輩の悩みが分かるこんなデータも。

Sitakke

「株式会社エレメントと弁護士保険ステーション」が2026年行った調査によりますと、部下や後輩に対して本来はもっと厳しく指導すべきと思いながらハラスメントを恐れて指導を控えた経験について、経験があると答えた管理職は7割近くに上ったという結果です。

必要なことも言いづらい、としたらそれも問題…
いつの時代もコミュニケーションには悩みが尽きないようです。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年5月5日)の情報に基づきます。

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