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「加入3週間で辞めたかった」後藤真希が明かす、モー娘。全盛期の日々と、それでも続けられた理由

  • 2026.5.20
後藤真希さん。

14歳でモーニング娘。としてデビューし、時代のアイコンとして走り続けてきた後藤真希さん。現在はアーティスト活動に加え、自身のスキンケアブランドも手掛けるなど、その活躍の幅を広げています。年齢を重ねた今だからこそ感じる美容との向き合い方、仕事を続けるモチベーションについて伺いました。


モー娘。時代は隠していたすっぴんを見せられるように

後藤真希さん。

――今回、スキンケアブランドを手掛けてみたいと思ったきっかけを教えてください。

もともと美容が好きで、スキンケアに気を遣っていたこともあり「一緒にやってみませんか」とお声がけいただいたのが始まりでした。自分の中にこういうものを作りたいというイメージがあったので、かなりスムーズに商品化できました。

サンプルを一度自分で使ってみると「もっとこうしたいな」という気持ちが次々出てきて。そのたびに調整してもらいながら、何度も試作を繰り返しました。理想通りの商品ができたと思います。

――もともと美容がお好きだったとのことですが、10代の頃から芸能界で活躍してきて、ずっと「見られること」に意識をしてこられたと思います。美容との向き合い方に変化はありましたか?

年齢を重ねにつれてやっぱり気になる箇所が増えてきてますし、肌のことについて考える時間は増えました。毎日のルーティンも増えているような気がします。

でも、モー娘。時代は、すっぴんを誰にも見せたくなくて、私の素顔を知っている人は誰もいなかったくらいなんですが、今はノーメイクのまま人に会えるようになりました。素顔のままで外を歩けるかどうかって、すごく大きなことですよね。

――それは、肌に自信が持てるようになったからですか?

うーん。今のほうがシミやくすみ、毛穴など色々悩みはあります。意識の問題なのかな。アイテムも昔より増えましたし、よりスキンケアそのものを楽しめるようになったから、というのはあるかもしれません。気になる箇所は多いけど、調べて肌と向き合う時間が楽しいというか。

モー娘。の頃は、舞台化粧のようにかなり厚くメイクされていたこともあり、「自分らしくないな」と感じることもあったので。今のほうが自分らしくいられている感覚はあります。

美肌になりたいならまずはゆで卵!?

後藤真希さん。

――美肌を保つために意識していることはありますか? 後藤さんの美容ルーティンを教えてください。

とにかく摩擦を減らすことを意識しています。摩擦が多いと肌にも負担がかかるそうなので、なるべくこすらないようにメイクをしたり、クレンジングの際もしっかり泡立ててから洗うようにしたり。これだけでも肌が変わってくるのでぜひ試してほしいです。

――すぐに取り入れられそうです。メンタル面で心掛けていることはありますか?

あえて肌の悩みを気にするようにしています。多分、気にしていないと努力が続けられない気がしていて。気になるからこそ自然と行動にもつながると思うんです。だから鏡を見て、今の自分の状態をしっかり把握するようにしています。

美容に関する情報をチェックするのは日々の習慣になっています。TikTokもYouTubeもよく見ますし、気になることはすぐ検索します。私、検索魔なんですよ、とことん調べたくなります。

――インナーケアはされていますか?

バリバリしています。サプリメントは毎日摂るようにしていて、とくに欠かせないのがビタミンCとE。あとAとBも大切。ビタミン全般ですね(笑)。それから乳酸菌やタンパク質を意識的に摂るようにしています。家にゆで卵を作る機械があるんです。スイッチを押すだけで自分好みのゆで卵を作れるもので、毎日仕込んで食べています。

肌をきれいにしたいなら、まずゆで卵を食べるのがおすすめです。あとは睡眠も大切。毎日7~8時間は眠るようにしています。翌朝の予定から逆算して、「この時間に起きないといけないから、この時間までには寝よう」と考えるようにしています。

モー娘。加入後3週間で辞めたくなった

後藤真希さん。

――14歳でモー娘。のメンバーとしてデビューして以来、第一線で活動を続けていらっしゃいます。どんなことからモチベーションを得ていますか?

やっぱりファンの皆さんの存在ですね。ステージから見える皆さんの顔が幸せそうなので、それを見ると頑張ろうって気持ちになれます。きれいごとのように聞こえるかもしれないんですが、やっぱり皆さんが喜んでくれている顔を見ると、報われたような気持ちになるんですよね。

20年近く応援し続けてくださっている方々の顔を見ると、ほっとしますし、「今年もあの顔を見れて良かった」という気持ちになります。生存確認のような感覚かも(笑)。

――モー娘。時代の頃のモチベーションはなんでしたか?

美味しいご飯かなぁ。「今日は美味しいお味噌汁が飲めた」とか。それだけでもちょっと気分が上がってましたね。あとはお家に帰れること。当時は実家で暮らしていたので、家に帰ると安心しました。

後藤真希さん。

――多忙なスケジュールだったんですね。

デビューしてから、取材、テレビ、ジャケット撮影、MV撮影、それにライブや地方の営業など、びっくりするくらい目まぐるしくて。

しかも途中から入って、モー娘。のルールをよく把握できてなかったので、迷惑をかけてしまったことも多かったかもしれません……。私が入った当時は、普通のマスカラNGでクリアなものしか塗っちゃダメとか、金髪もミニスカートも禁止されていて。

――え! デビュー当時、金髪でしたよね?

そうなんです(笑)。色々なものを無視して入ってきちゃったんです。ルールを色々壊してきたというか。だから入って3週間ぐらいでもう辞めたいって思っていました。

8月にオーディション合格して加入し、9月に『LOVEマシーン』をリリース、というスケジュールだったんです。いろいろわかるようになった今振り返ると、とんでもないスケジュールですよね(笑)。

それまで、芸能人の仕事ってテレビに出ることだけがすべてだと思っていたので、テレビに映らないところにもありとあらゆる種類の仕事があることに驚きました。

――それでも続けられたのはなぜでしょうか?

ダンスや歌の練習はすごく嫌だったんですが、ステージに立ったら「めっちゃいいじゃん!」って思えたんです。それで一気に辞めたい気持ちがなくなりました。繰り返しになっちゃいますが、やっぱりファンの方々が喜んでくれている顔を見られるのはやる気につながります。

後藤真希(ごとう・まき)

1985年生まれ、東京都出身。1999年よりモーニング娘。3期メンバーとして活動。卒業後はソロアーティストとして活動。2020年4月より美容情報などを発信するYouTubeチャンネル「ゴマキのギルド」を開設。写真集『ramus』『flos』を発売し、話題に。スキンケアブランド「rall.+」をプロデュース。

文=高田真莉絵
撮影=佐藤亘
ヘア&メイク=青山志津香(vicca)
スタイリスト=畠山美保子

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