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猫たちと過ごし、英気を養う大切な居場所。作家、演出家・山田由梨と椅子

  • 2026.5.22

インスピレーションの源となったり、長時間の作業を支えたり。豊かな表現が生まれる現場には、必ずクリエイターが信頼を寄せる椅子がある。作家、演出家・山田由梨さんの自宅を訪ね、日々腰をかける一脚について話を聞いた。

photo: Satoko Imazu / text & edit: Emi Fukushima

作家・山田由梨
BRUTUS

猫たちと過ごし、英気を養う大切な居場所

温かい日の光が差し込む自宅の窓辺で、読書を楽しむ山田由梨さん。執筆の合間に時折、ロッキングタイプの《ニーチェアエックス》に、こうして身を預けているそう。

「家は仕事場でもあるので、たくさんの居場所を作ることを心がけています。デスクだけにとどまって作業をしていても、どこかで飽きて疲れてしまう。だから、ダイニングテーブルやベッドの上など、ころころ場所を替えています。そしてその一つが、この《ニーチェアエックス》です。息抜きに腰をかける時もあれば、ここでパソコンを開くこともありますね」

購入したのは2024年。ちょうど今の自宅に越してきた頃だった。

「デザイナーの新居猛さんが手がけた椅子で、日本にルーツがあるのにも共感してもともと気になっていたんです。リラックスチェアなのに折り畳み式なのもいいなと。でも、空間が限られているのでなかなか手が出なかったんですが、友人から“折り畳み椅子は、ないのと一緒”との格言をもらって(笑)。決心がつきました」

作家・山田由梨
《ニーチェアエックス》とオットマンのシートは、購入時の限定カラーだったダークブラウン。ナチュラルな質感の空間によく似合う。

座るとちょうど視線に入るのは、愛猫たちが戯れるキャットタワー。その姿を眺める時間も、山田さんにとって大切な日々の癒やしだ。

「膝の上にパソコンを置いていたのに、気ままに猫が乗ってくることもあって。腰をかけて2匹を見ていると、頑張りすぎなくていいやと、気持ちが楽になるんです」


profile

山田由梨(作家、演出家)

やまだ・ゆり/1992年東京都生まれ。劇団〈贅沢貧乏〉を主宰するほか、映像作品の脚本、監督も。2025年に初の著書『ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち』を上梓した。

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