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22歳差のアジア屈指の富豪御曹司と破局、1000億円の養育費を手にした最強シングルマザー。俳優イザベラ・リョンの半生

  • 2026.5.19
LAM YIK

19歳でハリウッドを魅了し、20代でアジア随一の富豪一族の寵愛を一身に浴びたイザベラ・リョン。3人の後継者の母となり、まさにシンデレラストーリーだと言われていたものの、最終的には破局と自立の道を選択。莫大な養育費とともに彼女が手にしたのは、経済的な安定と自分自身のキャリアを再び築く自由でした。

美しきシングルマザーとして再始動した彼女の、新たなライフスタイルと現在の姿に迫ります。

Jesse Grant / Getty Images

マカオでの困窮した幼少期から、19歳でのハリウッドデビューへ

1988年6月23日、ポルトガル系の父と中国人の母の間にマカオで誕生したイザベラ・リョン(梁洛施)。生後間もなく父を亡くし、経済的に困窮した家庭環境で育ちました。家計を支えるため12歳でモデル活動を開始した彼女は、15歳で香港の大手芸能事務所と専属契約を締結。16歳を迎えた2004年にアルバム『Isabella』で歌手デビューを果たすと、瞬く間に若手スターとしての地位を確立しました。

2006年には主演映画『イザベラ』で、第26回ポルト国際映画祭の最優秀女優賞を受賞。その演技力が評価されたことで、キャリアはさらなる転換期を迎えます。2008年、ハリウッドの超大作映画『ハムナプトラ3 失われた皇帝の秘宝』に出演。ジェット・リーやミシェル・ヨーといったアジアを代表するスターたちと共演した彼女は、現地のメディアから「ミシェル・ヨーの正統な後継者」と評されるまでに至ります。12歳でのキャリアスタートからわずか7年。ハリウッドという大舞台に立ち、国際的な俳優としての存在感を示しました。

Getty Images

アジア最強の御曹司との出会いから交際へ。キャリアの絶頂期に、突如表舞台から姿を消す

映画『ハムナプトラ3』の撮影現場において、イザベラは運命のお相手、リチャード・リー(当時42歳)と出会いました。彼は香港最大の富豪、李嘉誠(リ・カシン)の次男であり、アジアで最も影響力のある実業家の1人です。2人の縁を繋いだのは、同作でイザベラの母親役として共演していたリチャードの長年の友人、ミシェル・ヨーだったと言われています。当時19歳だったイザベラは、20歳以上の年齢差を超え、彼との交際へと発展しました。

この交際と並行し、彼女は所属事務所との間で、専属契約の解除を巡り法廷闘争に発展。リチャードはこの窮地を資金面で全面的に支援し、一説には2億香港ドル(当時レート約27億円)とも言われる多額の違約金を彼が肩代わりしたことで、イザベラは事務所との法的束縛から解放されることとなります。そんな中、2008年、国際派女優としてのキャリアが絶頂期にあった彼女は、突如として芸能活動を中断することに。リチャードと共にサンフランシスコへと拠点を移し、表舞台から姿を消すこととなったのです。

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22歳で未婚のまま3児の母に。24時間体制の警備に守られた中での子育て

活動を中断し芸能界からも退いたイザベラは、翌2009年4月、リチャードとの間に第1子となる長男を出産します。アジア一の富豪として知られる祖父の李嘉誠は、この初孫の誕生を非常に喜び、自ら「長治(イーサン)」という名前を授けたほどだそう。さらにその翌年の2010年6月には、アメリカで双子の男児を出産。これによりイザベラは、わずか22歳にして、アジア最大級の資産を継承する3人の男児の母親となったのです。

とはいえ、未婚で母となったイザベラ。当時、香港メディアでは2人の結婚が幾度となく予測され報じられてきましたが、最終的に正式な婚姻関係が結ばれることはなく、未婚のパートナーという立場のままでした。彼女はカナダやアメリカを拠点とし、24時間体制の厳重な警備とプライバシーが徹底された環境で子育てに専念。5人のボディーガード、4人の専属ベビーシッター、専属のお手伝いがいたとか。これは、富豪一族の後継者を育てるための、徹底して秘匿された生活だったと言われています。

VCG / Getty Images

「世界で最もリッチな破局」。養育費や慰謝料は1000億円との報道も

2011年3月、3人の子どもをもうけながらも結婚に至らなかった2人は、別居を正式に発表。当時、アジア中のメディアが「1000億円規模の別れ金」と報じ、“世界で最もリッチな破局”として注目を集めました。

この破局に際し、リチャードから支払われた養育費や慰謝料は、「数10億から100億円」とか、一説には「1000億円規模」などとも報じられています。もっとも、リチャード側はメディアの報道を捏造であるとコメントしており、両者の発表によれば、この破局は極めて円満なもので、イザベラが受け取ったのは(慰謝料はなく)住居と将来の養育費のみであったといいます。

とはいえ、彼女は香港と北米を行き来するデュアルライフを維持しており、少なくとも2つの豪邸を所有。1つはサンフランシスコに、もう1つは香港にあり、これらはリチャードから贈られたものだとか。

Anthony Kwan / Getty Images

育児のための引退を経て女優業へ復帰。3児の母として自律的なキャリアを再構築

21歳という若さで、母親になるために一度は輝かしいキャリアを中断する決意をしたイザベラ。その大きな転換期を経て、3児の母として育児と両立させながら、俳優としての活動を本格化しました。2014年の舞台劇『快楽勿語』での復帰を皮切りに、映画『心のささやき』(2015年)や『ラブ・アフター・ラブ』(2020年)、人気リアリティ番組への出演を通じ、着実に再始動を果たしたと言えます。

俳優の他にも、クレ・ド・ポー ボーテなど高級ビューティブランドのアンバサダー就任やファッション誌のカバーを飾るなど、その存在感は増すばかり。

個人資産は推定5,000万ドル(約77億5,000万円)とも言われるイザベラ。大富豪との過去の関係に頼ることなく、自らの俳優業やモデル活動を通じて経済的な自立を確立した彼女は、プロフェッショナルとしての第二章を着実に歩んでいます。

Text: Kaori Takeuchi
Photo: Getty Images
※この記事は2026年5月19日時点のものです。

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