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「もしお腹が痛くなったら」と思うと食べられない! 焼肉、コロッケ、カレー、お刺身……好きな食べ物から遠ざかる日々が辛い【著者インタビュー】

  • 2026.5.15

【漫画】本編を読む

1年前のある日、お腹を下すようになったポポ美。それ以来、快便でも出し切った後でも、幾度となく腹痛に襲われるようになってしまう。さらには電車に乗っている時、強い腹痛からホームに倒れるなど、日常生活にも支障が出るように。困り果てたポポ美はありとあらゆる手段でお腹の痛みに立ち向かおうと決意する。しかし食生活に気を付けても効果はなし、大腸検査を受けるものの異常なし……。そんな時、後輩からの勧めで心療内科を受診する。そこでついた診断名は「過敏性腸症候群(IBS)」(腸に炎症やポリープのような異常がなくとも、刺激に対して過敏に反応する状態になり便通異常を起こす症状)だった。

自身も過敏性腸症候群と診断された経験を持つ著者・鳥頭ゆばさんの経験をもとに描かれた『おなかよわい子ちゃん 万年不調な私の胃腸が教えてくれたこと』(KADOKAWA)。ご自身の体験をどのように作品に落とし込んでいったのか、過敏性腸症候群の辛さについて鳥頭さんにお話を伺った。

※個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。症状など、詳細は医療機関等にご確認ください。

――鳥頭さんは産後すぐから腹痛に悩まされるようになったとのこと。一番辛いことはどんなことでしたか?

鳥頭ゆばさん(以下、鳥頭):お腹が痛くてもトイレにこもれないことですね。赤ちゃんって後追いなどがあり、基本的に一日中つきっきりだったので…。お腹が痛くてトイレに行っても、泣かれたら気が気じゃなくて、出るものも出なくなっちゃう。安心してトイレに座れないのが辛かったです。

――今は回復されたのでしょうか?

鳥頭:もう当時から10年以上経っていて、だいぶよくなりました。今もお腹が弱いことは弱いですが、昔と比べたら天国のようです。もうお腹の薬はまったく飲んでいません。ただ私の場合、腹痛からパニック障害になってしまって。「いつお腹が痛くなるんだろう」「今お腹が痛くなったらどうしよう」という不安に常にさらされていたせいでした。パニック障害に関しては今でもたまに心療内科に行って、頓服薬をもらっています。

――当時食べられなくて、今食べられるようになったものはありますか?

鳥頭:油ものですね。焼肉やコロッケ、カレーなど油を使った料理は昔から好きでしたが、当時は我慢していました。お刺身も「もしあたったら……」と思ってしまうと食べられなくて。お肉もお魚も火がちゃんと通っているか毎回確認するなど、過敏になっていましたね。

今は油ものもお刺身も普通に食べています。焼肉は元々、結構量を食べるので食べ放題にもよく行っていて。調子がよくなってから久々に行って、もりもり食べられたときに「私だいぶよくなったんだな」と実感しました。

取材・文=原智香

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