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「友達だから」と笑う彼のスマホに女性の名前の着信が入った夜→電話に出なかった理由が今もわからない

  • 2026.5.15

彼の部屋で気になった着信

当時付き合っていた彼の部屋で、2人でゆっくり過ごしていた夜のことだ。特別な話をしていたわけではなく、ただ静かに時間を共有していた。連絡を取り始めてから半年以上が経っていた頃で、何度目かのいつも通りの夜だったはずだった。

ふと気づくと、彼のスマートフォンが机の上に画面を上にした状態で置かれていた。それ自体は珍しいことではなかった。充電中でもなく、手の届くところにそのままある。

しばらくして、着信音が鳴った。

画面を見るともなしに視線が向いた。表示されていたのは、女性らしい響きの名前だった。

「電話、出なくていいの?」

自然に口から出た言葉だった。責めていたわけではなく、ただ確認のつもりだった。知り合いからの電話が来たなら、出ればいい。

それだけのことだと思っていた。

彼は画面をちらりと見て、そのまま着信を止めた。

「友達だから」

「後でいい」

笑いながらそう言った。会話はそこで終わり、2人の時間はそのまま何事もなかったように続いた。

「後でいい」の意味が今もわからない

友達。その一言で収まった話だったのかもしれない。異性の友人の一人や二人、誰にだってある。そこに私が口を出す理由もないし、問い詰めるような話でもない。

ただ、いくつかのことが気になった。

まず、画面が上向きだったこと。伏せていれば着信に気づきにくいが、上を向いていれば見えてしまう。

それがたまたまだったのか、意図的だったのかはわからない。

次に、電話に出なかったこと。後でいい、と言ったが、友達の着信なら私がそこにいても普通に出られるはずだ。

出なかったのは、私の前では話しにくい相手だったからなのか。それとも別の理由があったのか。

翌日、その名前の話を自分から持ち出す気にはなれなかった。彼が何も言わないまま話題にしなければ、私もそれ以上掘り下げるつもりはなかった。ただし、心のどこかに引っかかりとして残り続けた。

問い詰める気にはなれなかった。証拠もなく、確信もない。

あの夜に関係を壊すようなことを言うつもりもなかった。ただ腑に落ちないまま、その夜は終わった。

その後も彼との関係は続いた。あの着信の話は一度もされなかったし、私もしなかった。やがて2人の関係も終わりを迎えた。

「友達だから」と笑った彼の顔は今でも思い出せる。電話に出なかった本当の理由は、聞かずじまいになった。答えは今もどこにもない。もし聞いていたら、何が変わっていたのだろうかと、ふとした瞬間に思う。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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