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ワールドカップ2026、世界が夢中になるハイチ代表のユニフォーム。

  • 2026.6.16

まもなくサッカーのワールドカップが開幕する。開催地はメキシコ、アメリカ、カナダだ。今回のハイチ代表チームのユニフォームを手掛けたのはステラ・ジャン。その秀逸なデザインはサッカーファンでなくても注目したい。

ハイチ代表サッカーチームのユニフォームは、イタリア系ハイチ人デザイナー、ステラ・ジーンによってデザイン。
ハイチ代表サッカーチームのユニフォームは、イタリア系ハイチ人デザイナー、ステラ・ジーンによってデザイン。

先週のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の間、私が何をしてたかって? レストランのテラス席で、白のヴァン・ナチュール(レストランのあったパリ11区界隈ではそれが基本の飲み物)のグラスを片手に過ごしていた。もちろんサッカーの試合は見ていない。遠くから歓声が聞こえてくるたびに、PSGサポーターの友人たちは喜んでいるだろうなと思いつつ、自分自身のサッカーへの関心は、編み物とかやり投げに対する興味と同レベルだ。

それにしてもスポーツは時として素晴らしいファッションのサプライズをもたらしてくれる。2024年パリ五輪でのフランス人ボランティアたちの超クールなユニフォームや、モンゴル代表チームの圧巻の衣装も記憶に残っている。開幕を控えたサッカー・ワールドカップのハイチ代表チームのユニフォームを数日前にインスタグラムで目にした。そのカラフルな画像から目が離せなかった。色鮮やかなジャージにプリントスカートを組み合わせ、ジュエリーで身を飾ったエレガントな女性たち。完璧な着こなしだ。この巧みなミックススタイルを手がけたのは、イタリア系ハイチ人デザイナーのステラ・ジャン。ミラノ・コルティナ冬季五輪のハイチ選手団のユニフォームも手がけたデザイナーで、その時のデザインも印象的だった。アーティスト、エドゥアール・デュヴァル=カリエの絵画がユニフォームに組み込まれていたのだ。その絵はハイチの独立を指導した英雄のひとり、トゥーサン・ルーヴェルチュールの馬上姿を表したものだった。

つまり私はスポーツ好きというよりも、ファッションを通じてスポーツに興味を持つタイプなのかもしれない。そもそもサッカーフランス代表チームが本拠地、クレールフォンテーヌに練習のためやってくる姿もおしゃれで、まるでファッションショーのようだ。フリルスカートやロングドレスをまとってコートに登場する大坂なおみのドラマチックな入場シーンだってそう。ファッションにこだわるアスリートの姿は魅力的だ。ファッションは彼らのパフォーマンスに強いアイデンティティを付加し、他者との差別化をもたらす。それによってアスリートたちはある種の自信をよろいのようにまとうことができる。いずれにせよ、自分がワールドカップの全試合を熱心に追うことはおそらくないだろうが、ファッションにも注目して観たい!

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

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