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W杯で「評価を落とすかもしれない」世界的スター選手たち10名

  • 2026.5.7

世界の注目が集まるワールドカップ。ここで大きく評価を高める選手もいれば、一方で大きな期待を裏切ってしまう可能性もあり、それはキャリアに致命的な傷を与えてしまうことも…。

今回はこの夏に開催されるワールドカップ2026で「評価を落とすかもしれない」世界的スターを特集する。

キリアン・エムバペ

代表:フランス

すでにワールドカップ優勝と得点王を経験しているエムバペは、2026年大会においても「大会の主役であるべき存在」として臨むことになる。ただ、彼はレアル・マドリーで批判を受ける立場となっており、結果を残しながらも「王様」として過剰に振る舞おうとするその態度には各方面から反発の声が上がっている。

もしこの状況でフランス代表が結果を残すことができなければ、エムバペに向けられる視線はかなり厳しいものになるはずだ。

ジュード・ベリンガム

代表:イングランド

クラブレベルではすでに世界最高の司令塔として評価されているジュード・ベリンガムであるが、トーマス・トゥヘル監督が率いるイングランド代表での立場は決して安泰とはいえない。

今季は肩の手術やハムストリングの怪我に苦しめられており、彼自身のコンディションも安定していない。その間にトーマス・トゥヘル監督はアストン・ヴィラのモーガン・ロジャーズを起用しており、もしベリンガムが「ワールドカップでバックアップ」の立場となったら…その残念さは大きなものになるはずだ。

ヴィニシウス・ジュニオール

代表:ブラジル

世界最高のドリブラーとしての能力に疑いはない。しかしながら、そのパーソナリティの面に疑問符がつけられることが多くなっているヴィニシウス・ジュニオール。

レアル・マドリーでは数々の問題を起こしており、メディアでは「今季限りで放出されるのでは」という噂もあるほど。ブラジル代表もかつてのような凄みはなく、全てを知り合う盟友ロドリゴも大怪我のためワールドカップ絶望に。もしワールドカップで芳しくないプレーに終止すれば、さらなる批判に晒されることになるだろう。

ラミン・ヤマル

代表:スペイン

彼の場合、絶対的な評価が落ちることはないだろうが、このワールドカップは難しい立場で迎えることになり、「残念がられる可能性がある」選手だと言える。

世界的なスターとしての立場を確固たるものにした彼は、いま期待値がかなり高い状況にあるが、その一方で怪我によって「ギリギリワールドカップに間に合う」という状況である。素晴らしいコンディションで臨めることはないだろう。大会でキレを見せられなかったり、スペインが早期敗退してしまった場合、世界が落胆することになるだろう。

アーリング・ハーランド

代表:ノルウェー

マンチェスター・シティで得点を量産する世界のストライカー、アーリング・ハーランド。彼の能力に疑いはないものの、点取り屋は周りのプレーヤーの質に左右される部分が大きい。

ノルウェー代表は1998年大会以来28年ぶりの出場であり、このワールドカップで決勝トーナメントに行けるかどうかという立場だ。ハーランドはその中で重要な役割を担うことになるが、一方で世界レベルの相手に完全マークされるのは必至。そこで活躍できれば「さすが」であるが、ハーランド一人でどこまで席巻することができるか。

ノルウェーの試合をあまり多くの人が見ていないだけに。「代表では意外と支配できない」「数字ほど怖くない」という評価を受ける可能性もあるだろう。

フィル・フォーデン

代表:イングランド

彼の場合は、ワールドカップでプレーできるかどうかの点でも微妙なところだ。トーマス・トゥヘル監督は「フォーデンの立場は保証されていない」と話しており、招集されるのかどうかも確実ではない。

以前プレーした日本代表とのフレンドリーマッチでは軽率なプレーで失点の原因になり、クラブレベルほどの活躍を見せていない状況である。前線の選手層も厚いイングランド代表において、本調子ではない彼に与えられるようなポジションはないともいえる。

モハメド・サラー

代表:エジプト

彼ほど国の期待を一身に背負う選手はいない。エジプトの象徴としてワールドカップに臨む彼であるが、大会前の状況は不穏だ。この夏にリヴァプールを退団することになり、さらにハムストリングの怪我を抱えているなか、コンディションの不安が囁かれている。

もちろんワールドカップには間に合わせてくるだろうが、そのなかで見せるプレーが全盛期のものであるとは限らない。そして、彼の活躍なくしてエジプトの勝利はありえない。「もう終わった選手」と言われてしまうのかどうか、モハメド・サラーにとって今回の大会は今後のキャリアを左右する舞台であると言える。

ケヴィン・デ・ブライネ

代表:ベルギー

個人の技術や実績だけであれば、ケヴィン・デ・ブライネの評価は確固たるものがある。しかしながら、彼は長い怪我での離脱を終えたあとであり、ワールドカップに万全の状況で臨めるのかどうかは確実ではない。

今季ハムストリングの怪我によって手術を余儀なくされ、128日間ものリハビリを余儀なくされた。彼自身は「予想より早く復帰できた」と語っていたものの、もともと怪我がちな彼にとって負担は大きな状況にある。

彼のキャリアにおいて最後のワールドカップになると言われている今大会。有終の美を飾るのか、むしろ「衰退した」と言われてしまうのか。その分水嶺となるだろう。

ネイマール

代表:ブラジル

彼の場合は、このワールドカップで活躍しなければ「終わったスター」として扱われてしまうことだろう。

パリ・サンジェルマンを退団したあと、サウジアラビアのアル・ヒラルでプレーすることを決断し、その後大きな怪我によって長期離脱を経験。この数年のネイマールのキャリアは、まるで階段から転げ落ちるかのようだった。

彼自身はワールドカップへの出場を求めて古巣サントスへと加入し、復調を志して努力を続けているものの、ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督はここまで彼をメンバーに加えていない。かつてメッシ、クリスティアーノ・ロナウドとともに世界最高の3人と数えられていた彼が、キャリアを華やかな形で終えることができるのかどうか。それが問われるワールドカップになるだろう。

クリスティアーノ・ロナウド

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

代表:ポルトガル

もはや一人の選手という存在ではないクリスティアーノ・ロナウド。41歳という年齢で自身6回目のワールドカップへと挑む。盟友ブルーノ・フェルナンデスも、「ロナウドのキャリアを優勝で飾ってやりたいんだ」と話しており、彼のためのワールドカップになるはずだ。

ただ、ポルトガル代表はまだ一度も優勝を果たしたことがないチームであり、そこまで行ける可能性は決して高くはない。そして、クリスティアーノ・ロナウドは完全なコンディションで臨めるのかどうか、決勝戦までそのパワーは継続させることができるのか。依存度が高いだけに、彼が機能しなければポルトガルも勝つことはできない。キャリアの最後で有終の美となるだろうか。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)

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