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【ラベンダー】を長く元気に育てるための日々の管理方法とは?

  • 2026.5.5

【ラベンダー】を長く元気に育てるための日々の管理方法とは?

「いつかは育ててみたい」憧れのラベンダー。今春、挑戦したいあなたをプロがサポートします。ここではラベンダーを長く元気に育てるための日々の管理方法について解説。さわやかな香りと紫の彩りを楽しみましょう。

監修
柴田忠裕さん

新潟大学大学院修了後、千葉県農林総合研究センターに30 年勤務。コニファーの特性解明や屋上緑化用「マット植物」の開発に携わる。
現在、千葉県園芸協会種苗センター長、ジャパンハーブソサエティ(JHS)理事長、花卉懇談会長、佐倉ハーブ園長。
大学講師や『コニファーガーデン』(NHK 出版)など、著書も多数。

日々の管理

ラベンダーを長く元気に育てるためには、季節の移ろいに合わせた日々のちょっとしたケアが欠かせません。美しい樹形を保ち、香りを豊かに楽しむための大切な3つのポイントをまとめました。四季折々の表情を見守りながら、ラベンダーを育んでください。

剪定

枯れた茎・葉は切り詰める
花が終わったあとや日常のメンテナンスとして、伸びすぎた茎や枯れた茎を整えます。これにより株の通気性が保たれます。こまめに行うことで病害虫の予防にもなり、また美しい樹形が保てます。

株元の枯れ茎や古い茎は枝分かれ部分をカット。

茶色く枯れた細かい葉はていねい手で取り除く。

切り戻しをして風通しよく
伸びた茎を半分から1/3 程度の位置まで大胆に短くカットし、株を若返らせる作業。ラベンダーは全体的に蒸れに弱いので、株元の風通しをよくするよう心がけます。

開花前の株

株元の蒸れを防止するため、茂りすぎている葉はかきとる。

開花中の株

香りや花を少し楽しみ、早めに株元から花穂を切る。

急激な温度変化や乾燥から守る

夏の地温上昇や乾燥防止、冬の寒さから守るため、土の表面をバークチップで覆う。また、ひとまわり大きな素焼き鉢を鉢カバーのように重ねる二重鉢もおすすめ。間に詰めたバークチップが天然の断熱材となり、鉢内部の温度をいっそう安定させてくれます。

3月ごろが目安。芽出し前の施肥

肥料は、茎葉が広がる真下の地面に、ぐるりと溝を掘って施すのがポイント。または数カ所に穴をあけて化成肥料を忍ばせ、やさしく土をかぶせて埋め戻します。根の先端がある場所に直接栄養を届けることで、吸収効率がぐんとアップします。

摘んだ花穂は室内でも楽しみましょう

花穂が長いものは、花瓶に入れて飾ったり、ラベンダーのバンドルズなどのクラフトに利用するとすてき。ほかにもドライやポプリなど、育てたあとも満喫して。

撮影/柴田和宣

※この記事は『園芸ガイド』2026年春号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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