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「ついに高尾山にも…」公式が登山客向けに注意喚起…理由に「ありがたい」「ショック」

  • 2026.5.20
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

さわやかで過ごしやすい日が続き、ハイキングや登山を楽しむ人が増える季節になってきました。都心からアクセスしやすい人気スポットとして知られる高尾山でも、多くの観光客や登山客の姿が見られます。

そんな中、高尾山山頂にある東京都の自然公園施設「高尾ビジターセンター」が、公式X(旧Twitter)でツキノワグマへの注意喚起を投稿し、話題となっています。

身近なレジャースポットの高尾山ですが、自然豊かな山である以上、野生動物との遭遇リスクもゼロではありません。どのような注意が必要なのか、投稿内容や対策を詳しく見ていきます。

「奥高尾方面に生息」高尾ビジターセンターが注意呼びかけ

高尾ビジターセンターは2026年5月16日、公式Xで「ツキノワグマに関する注意喚起」を投稿しました。

同センターは、高尾山周辺では奥高尾エリアを中心にツキノワグマが生息していると説明。そのうえで、「特に、明け方や夕方に入山される際は『音を出して存在を知らせる』『単独行動を控える』など、対策をお願いいたします」と呼びかけました。

クマ被害を防ぐには? “人の存在を知らせる”ことが重要

東京都環境局などによると、クマとの遭遇を避けるためには、「人がいることを事前に知らせる」ことが重要だとされています。

代表的な対策のひとつが、クマ鈴を身につけて歩くことです。鈴の音によって人の存在を知らせることで、クマが先に人間を避けてくれる可能性があります。

また、ラジオを大きめの音量で流したり、同行者と大きな声で会話しながら歩いたりすることも有効とされています。単独行動の場合でも、時折手を叩くなどして音を出しながら歩くことで、遭遇リスクを下げられるといいます。

特に注意が必要なのが、早朝や夕暮れ時です。ツキノワグマは朝夕に活動が活発になる傾向があるため、この時間帯の登山ではより慎重な行動が求められます。

このほか、登山道で見通しの悪い場所や、沢の音が大きく響く場所などでは、クマと鉢合わせしやすいため警戒が必要です。

もしクマに遭遇してしまったら? “走って逃げる”はNG

万が一クマと遭遇してしまった場合、最も避けたいのは、クマを刺激したり驚かせたりすることです。

クマが遠くにいる場合は、決して走ったり大声を出したりせず、落ち着いてその場を離れましょう。

近くにいる場合、クマに背中を見せず、ゆっくり後ずさりしてその場を離れます。万が一クマが近づいてきた場合に備え、あらかじめクマ撃退スプレーを携帯しておくことも大切です。

もしクマが襲ってきたら、地面にうつ伏せになって体を丸め、両手を組んで首の後ろ側を守りながら、両腕で顔をガードしてください。

クマは人を食べるために襲ってくるのではなく、人を恐れており、自分の身を守るために攻撃するとされています。そのため、抵抗せずに防御姿勢を取り続けることで、その場を離れていくといわれています。

山では「遭遇しないための行動」が何より重要ですが、いざというときの対処法を知っておくだけでも、冷静な判断につながりそうです。

「高尾山にも出るんだ…」SNSでも驚きと注意喚起の声

投稿には、多くのユーザーからさまざまな反応が寄せられました。

「ついに高尾山にもクマが出たのか…」「観光地のイメージが強いからショック」という声のほか、「最近は全国的にクマのニュースが多いから怖い」といったコメントも見られます。

また、「初心者が多く身近な山だからこそ、もっと周知した方がいい」「子ども連れで行く人も多いので情報ありがたい」「クマ鈴を持って行こうと思った」「早朝登山は気をつける」と、自衛の意識を高めるきっかけになった人も多かったようです。

“気軽に行ける山”だからこそ、基本的な備えを

高尾山は、都心からアクセスしやすく、初心者でも気軽に登れる山として、幅広い世代に親しまれています。しかしその一方で、野生動物が暮らす自然環境の一部でもあります。

特別な装備が必要というわけではなく、クマ鈴を持参する、単独行動を避ける、早朝や夕方は慎重に行動するなど、基本的な対策を心がけることが大切です。

安全対策を後回しにせず、自然への敬意を持って楽しむ姿勢が求められています。


参考:
高尾ビジターセンター(@takaovc)【クマに関する注意喚起】2026年5月16日投稿
被害を防ぐために(東京都環境局)

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