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スペインで「2枚10万円」のサッカーチケットを購入した男性…手渡された用紙に顔が引き攣ったワケ

  • 2026.6.13
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。プレー歴・観戦歴ともに30年以上のサッカー好きライター西山です。海外でのスポーツ観戦や人気アーティストのライブなど、どうしても行きたいイベントのチケットを取る際、公式以外から買おうと考えた経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

今回は海外観戦のチケットで少し不安を覚えた私の実体験を入り口に、非公式の転売チケットに潜むリスクについて解説します。

見慣れない用紙に覚えた不安

私がスペインのバルセロナへ旅行したときのことです。どうしてもチャンピオンズリーグ(欧州のクラブチーム王者を決める大会)を観戦したかったので、現地の正規の旅行代理店を通じて2枚で10万円ほどのチケットを購入しました。しかし出発前に渡されたチケットは、コピー用紙に印刷されたものだったのです。

代理店を通じた正規ルートの手配だと分かってはいたものの「本当にこの紙で入れるのだろうか」と少し不安を覚えた出来事でした。結果的にはQRコード認証で無事に入場できましたが、もしこれが非公式の転売ルートで買ったチケットであれば、この不安は取り返しのつかない実害に変わるリスクがあります。

入場拒否の事態も発生。非公式の転売チケットに潜むリスク

2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップでは、非公式の転売サイトなどで買ったチケットが、会場での認証でエラーとなり入場を断られる事態が相次ぎました。報道によると、入場できなかった人が、多い試合では1試合で約200人にのぼったとされています。

大会組織委員会は、こうした被害を防ぐため、チケットは必ず公式サイトで購入するよう繰り返し呼びかけていました。興行主が転売を禁止している場合、転売チケットは無効とされて入場できないおそれがあります。

個人間の匿名取引などでは、トラブルが起きても売り手に返金を求めることが極めて困難であり、主催者からの払い戻しも正規の購入者にしか行われません。高い代金を支払ったのに、入場できないうえに何の補償も得られない状況に陥るわけです。

ID紐付けで無効化も。W杯観戦を棒に振らないための事前対策

2026年のワールドカップでは、チケットが国際サッカー連盟(FIFA)のIDに紐づく予定です。名義の変更は公式のリセール(再販)を通じた場合のみ有効であり、会場でのID確認で名義が合わないと入場できない可能性があります。

非公式の転売サイトのチケットはいつでも無効化される可能性があり、現地まで行って入れなければ渡航費や宿泊費まで無駄になりかねません。転売サイトの急かすようなカウントダウン表示や「他人名義でも入れる」という甘い言葉には乗ってはいけません。必ず公式販売サイトや公式リセールで購入し、当日の本人確認の仕組みを前もって調べるようにしましょう。

参考:ラグビーワールドカップ2019™日本大会のチケット購入トラブルに注意!-チケットを購入する際には公式チケット販売サイトであることを確認しましょう!-(国民生活センター)



筆者:西山雄介
5歳でボールを蹴り始めて30歳まで社会人リーグに所属し、以降もフットサルでプレーを続けてきた無類のサッカー好きライター。観戦歴はJリーグが開幕した1993年から30年以上。日本代表の試合はスタジアムでも応援し、スペインでチャンピオンズリーグの観戦経験もある。これまでに買い集めたユニフォームは延べ30着以上。


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