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「俺の体内で何が…」生きる気力ゼロの24歳青年→遭遇したマジメな病魔の正体に「まさかの展開」【作者に聞く】

  • 2026.5.1
なにゆえもがきいきるのか?_p001 新田せん(@nittasen)
なにゆえもがきいきるのか?_p001 新田せん(@nittasen)

「マジメで知的な魔王軍」VS「激ヨワ勇者軍」という逆転設定のファンタジー漫画かと思いきや、本作は一味違う。ある青年の体内で繰り広げられる「マジメに活動する病魔(魔王軍)」VS「機能しない免疫(勇者軍)」を描いた“闘病ラブファンタジー”なのだ。

なにゆえもがきいきるのか?_p002 新田せん(@nittasen)
なにゆえもがきいきるのか?_p002 新田せん(@nittasen)
なにゆえもがきいきるのか?_p003 新田せん(@nittasen)
なにゆえもがきいきるのか?_p003 新田せん(@nittasen)
胃の部分の森林が伐採されていた。自然治癒力が落ちるのにも納得! 新田せん(@nittasen)
胃の部分の森林が伐採されていた。自然治癒力が落ちるのにも納得! 新田せん(@nittasen)

マジメな病魔とポンコツ免疫の体内ファンタジー

主人公の森重大地(24歳)は、孤独で家庭環境に恵まれず、ブラック企業に勤める青年だ。病状は思わしくなく、生きる気力もない。ある日、「免疫が病気と闘うイメージを持つと治癒率が上がる」という講演をきっかけに、体内での闘いをイメージするようになる。すると両者の闘いの夢を見るようになり、痛みを伴うことから「己の体内世界への転生」だと解釈した。

魔王城で知る意外な真実と揺らぐ価値観

ある日、病状を悪化させている張本人である魔王と遭遇し、直々に魔王城へ招かれて“魔王軍会議”に参加させられてしまう。

会議で語られたのは、「勇者軍(免疫)が弱体化して領地が広がり、景気はうなぎ上り。ベビーブーム(新たな病魔や転移)で開発が必要」という現実的な悩みだった。自軍の民を第一に考え、心を痛める魔王の一面を知り、主人公は次第に魔王を憎めなくなっていく。

人類と病原体の共通点?作者が描く“ジレンマ”

著者は、会社員と漫画家を兼業する新田せん(@nittasen)さん。本作の構想について、「SDGsと言いながらも経済活動はやめられず、地球環境の破壊を止められない人類が、まるでがん細胞やウイルスのようだなと思ったことがきっかけです」と語る。「逆にいえば、そういった病原体も好きで体を破壊しているわけじゃないのかなと。宿主が死んだら、自分たちもともに滅亡してしまうわけですから」と、独自の視点を明かしてくれた。

本作の見どころについては、「一言で言うと『ジレンマ』です」と説明。魔王城のモデルが都庁ではないかという疑問には、「ご想像にお任せします(笑)」と意味深に答えた。

魔王との出会いで主人公の考えは変わっていくが、本来両者は相容れない存在だ。どんなに互いを尊重したくても、越えられない壁がある。このファンタジーがどのような結末を見せるのか。「ラブコメが得意」と語る作者ならではの予想外な展開に期待したい。

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