1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「GW、暇ならうちの畑仕事手伝って」田舎の親戚からの図々しいお願い。渋々行った私が泣いたワケ

「GW、暇ならうちの畑仕事手伝って」田舎の親戚からの図々しいお願い。渋々行った私が泣いたワケ

  • 2026.5.3
「GW、暇ならうちの畑仕事手伝って」田舎の親戚からの図々しいお願い。渋々行った私が泣いたワケ

突然届いた図々しいメッセージ

ゴールデンウィーク直前。連日の残業で心身ともにすり減っていた私。

せっかくの連休は泥のように眠ってやる。

そう固く決意していた矢先、スマホがピコンと鳴りました。

画面を見ると、田舎で農家をしている親戚の叔母からのメッセージ。

『GW、暇ならうちの畑仕事手伝って!』

『えっ、家でゆっくり休む予定なんだけど…』

『いいからいいから!人手不足で困ってるのよ。美味しい空気吸えば元気出るわよ!』

『採れたて野菜たくさん食べさせるから!絶対来てね!』

お構いなしの図々しさに、思わず大きなため息。

断る気力もなく、渋々ながらも片道三時間かけて田舎へと向かいました。

土の匂いと、止まらない涙

到着するなり、使い込まれた長靴と軍手をポンと渡されました。

「はい、これ着替えて!早速だけど、裏の畑の草むしりお願いね」

休む間もない農作業。

初めは「なんで休日に…」と、不満ばかりが頭を巡ります。

ところが、無心で土に触れ、雑草を抜いているうちに、不思議と心が静まっていくのを感じました。

耳に届くのは、鳥のさえずりと風が木々を揺らす音だけ。見渡す限りの緑。

息苦しい都会の排気ガスも、絶え間なく鳴る仕事のチャット通知も、ここには一切ありません。

「お疲れ様!お昼にしましょ」

縁側に座っていただいたのは、少し不格好な塩むすびと、先ほど採ったばかりの野菜がたっぷり入ったお味噌汁。

ズズッと一口飲んだ瞬間、じんわりと温かいものが胸の奥深くまで広がりました。

「美味しい……」

ポツリと呟いた途端、なぜかポロポロと涙が溢れて止まらなくなってしまった私。

自分でも気づかないうちに、毎日のストレスで心がカサカサに乾ききっていたのでしょう。

慌てて涙を拭う私を、叔母も優しく笑って見守ってくれました。

図々しいお願いに腹を立てていた自分を、今は少し恥ずかしく思います。

「また来年も手伝いに来るね」

帰りの車窓から見える景色は、来る時よりもずっと鮮やかに輝いて見えました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる