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「おべんとうつくって」8歳の孫からのメッセージに絶句。娘夫婦への援助を打ち切ったワケ

  • 2026.4.29

生活が苦しい娘夫婦を気にかけ、できる範囲で支援を続けていた私。そんなある日、孫から届いた短いメッセージに胸がざわつきました。まさか、そのひと言が家族の向き合い方を見直すきっかけになるとは思ってもいなかったのです。

浮かれる娘に感じた不安

「あの子にスマホを持たせたの?」

ある日、娘にそう尋ねた私。あの子とは、8歳の孫・A子ちゃんのことです。娘は「あくまで連絡用だよ。中古の安いものだし、使えるのもメッセージと電話、それに少しのゲームくらい」と軽い調子で答えました。

娘夫婦はカフェを営んでいましたが、開店当初から経営は安定しているとは言えず、忙しい日と暇な日の差も大きかったようです。それでも娘は、「この前SNSで話題になったの。これから忙しくなるはず」と、どこか浮き足立っているように見えました。

私は、「一時的に注目されても、それがずっと続くとは限らないわ。お店も大事だけれど、A子ちゃんのことも、できるだけ目を配ってあげて」と伝えました。けれど娘は、「仕事なんだから仕方ないでしょ」と、あまり真剣に受け止めていない様子でした。

それからしばらくして、娘から「お母さん、少し助けてほしい」と連絡がありました。来客が減り、人件費も見直さざるを得ず、家計がかなり苦しくなっているとのことでした。

私は、A子ちゃんの生活だけは後回しにしないよう念を押した上で、しばらくの間、生活費の一部を補うことにしました。すると娘は「大丈夫、大丈夫」と笑っていましたが、その軽さがかえって気になったのを覚えています。

孫から届いた短いSOS

さらに数カ月後のことです。突然、A子ちゃんから私のスマホにメッセージが届きました。

「ばあば、おべんとうつくって」

「おなかすいた」

あまりに唐突で、私は一瞬意味がわかりませんでした。慌てて「おうちに食べるものはあるの? ママは?」と返すと、「ママいそがしい」「今日はつくってない」といった短い言葉が返ってきました。

その文面を見た途端、胸の奥がざわつきました。以前から、娘夫婦が仕事を理由にA子ちゃんをひとりにする時間が増えているのではないか、と気になっていたからです。

私はその日のうちに娘の家を訪ねました。すると、冷蔵庫の中には食材がほとんどなく、食事も簡単なもので済ませている様子でした。娘は「今は余裕がないの」「少しくらいなら大丈夫」と言いましたが、A子ちゃんの表情はどこか遠慮がちで、私は見過ごせませんでした。

後日、改めて娘夫婦と落ち着いて話をする場を設けました。そこでわかったのは、経営の苦しさに気持ちまで追い詰められ、生活全体が回らなくなっていたということでした。ただ、事情があるからといって、子どもの食事や安心できる時間まで削っていいはずがありません。

私は、「商売が大変でも、A子ちゃんの生活だけは守らなければだめ。そこを後回しにするなら、こちらも今まで通りの援助はできない」と、はっきり伝えました。

支援をやめて距離を置いた日

私の言葉に、娘は最初こそ反発しました。けれど、家計のこと、店のこと、自分たちの生活のことを一つひとつ整理していくうちに、ようやく事態の重さを実感したようでした。

それでも私は、これまでと同じようにお金を出し続けるつもりにはなれませんでした。必要なのは、その場しのぎの援助ではなく、娘夫婦が自分たちの生活を立て直す覚悟を持つことだと思ったからです。

その後、私は生活費の援助を打ち切りました。その代わり、A子ちゃんが困ったときにはいつでも頼れるよう連絡を取り続け、必要なときは食事や身の回りのことを手伝うようにしました。

しばらくして、娘から「店を続けるのが難しくなった」と連絡がありました。さらに続けて、「悪いけど、またお金を貸してほしい」と言われたとき、私は静かに「もうお金で支えることはしないわ。今必要なのは、誰かに頼り続けることじゃなくて、自分たちの暮らし方を見直すことだと思う」と返しました。

娘は黙り込みました。厳しい言い方だったかもしれません。でも、ここで曖昧にしてしまったら、同じことの繰り返しになる気がしたのです。

後日、娘夫婦は店をたたみ、生活を立て直すために働き方を改めたと聞きました。一方でA子ちゃんは、以前より明るい表情を見せるようになりました。今でも心配は尽きませんが、少なくともあのとき、見て見ぬふりをしなかったことだけは間違っていなかったと思っています。

これからも私は、祖母としてできる範囲でA子ちゃんを支え続けるつもりです。そしていつか娘夫婦も、本当の意味で家族を大切にするとはどういうことか、気付いてくれたらと願っています。

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経済的に追い詰められると、目の前のことで精いっぱいになり、大切にすべきことが見えにくくなる場合があります。

ただ、どんな事情があっても、子どもの生活や安心できる環境が後回しになってよい理由にはなりません。家族だからこそ曖昧にせず、必要な場面で線を引くことの大切さを感じさせられるのではないでしょうか。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※AI生成画像を使用しています

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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