1. トップ
  2. 意外と読めない?【難読漢字】「韜晦」はなんと読む?→気になる正解は?

意外と読めない?【難読漢字】「韜晦」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2026.5.14

「能ある鷹は爪を隠す」ということわざをご存知ですか?実力のある人は、いたずらにそれを誇示することはしないということを意味しますが、それと似た言葉に「韜晦」というものがあります。あまり目にすることのない漢字を用いていますが、みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「韜晦」はなんと読む?
undefined

つつみ隠し、くらますこと

「韜晦」の正しい読み方は「とうかい」です。それぞれの漢字について注目すると、「韜」は「つつみ隠す」、「晦」は「くらます」という意味を持ちます。それが組み合わさることで「自分の才能・地位・身分・行為などをつつみ隠すこと」「人の目をくらますこと」という意味を表すようになりました。

語源は中国の兵法

「韜晦」という言葉の語源は、中国の兵法にあると言われています。古代中国の兵法書である「六韜三略(りくとうさんりゃく)」では、身を隠して潜伏することによって敵の目を晦ます戦法として紹介されています。

また、「三国志」の「韜晦の計」という話も有名です。曹操を油断させるため、劉備は本当の自分を隠し、わざと無能な者として振る舞いました。戦略的に自分を隠すという概念は、ここから日本に伝わったとされています。


参考文献:大辞林

 

 

 

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

の記事をもっとみる