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「無難で味気ない」を回避!プロ直伝、100均アイテムで仕上げる洗練空間のつくり方

  • 2026.6.7
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。二級建築士・インテリアコーディネーターの桐野由衣です。100均アイテムの魅力の一つであるシンプルさを、自然な形で生かせるのがモノトーンインテリア。

今回は、プロがおすすめする100均アイテムを使ったおしゃれなモノトーンインテリアの演出法を解説します。

モノトーンインテリアとは

モノトーンインテリアとは、白と黒、グレーという無彩色(青や赤といった彩度がない色)でまとめたインテリアのことです。差し色として有彩色を少しだけ使う場合もありますが、色みを加えないのが基本スタイルです。

クールでスタイリッシュな雰囲気のモノトーンインテリアは、シンプルさが魅力の一つ。モノトーンでデザインもシンプルなものが多い100均アイテムとの相性は抜群と言えます。

モノトーンインテリアのつくり方

100均アイテムを取り入れながらセンスを感じさせるモノトーンインテリアをつくるには、ベースづくりが重要です。

部屋全体の7割程度を白・黒・グレーのうち1色に決めてください。「白ベース」「黒ベース」「グレーベース」のいずれかにするということですね。これはどの部屋であっても基本的に同じで、ベースの色をしっかり決めておくと、100均アイテムの色選びに迷わずにすみます。

続いて、部屋ごとにモノトーンインテリアの仕上げ方を見ていきましょう。

リビングダイニング

取り入れやすい100均アイテムは、クッションカバーやランチョンマット、時計、収納ケース、ポスターフレームなどです。これらのアイテムは、モノトーンの商品が多く選びやすいでしょう。

ワンポイント程度であれば、白・黒・グレー以外の色が入っていても大丈夫です。黒ベースにする場合は、部屋全体が重くならないよう、ガラス天板のテーブルやフラワーベースなど軽さを感じる素材を選ぶのがおすすめです。

キッチン

調味料ラックや調理器具を掛けるフック、布巾、冷蔵庫用マグネットなどの小物は、100均アイテムの中から選びやすいでしょう。こまごまとしたものが増えやすい場所だけに、調味料ラックやプレートスタンドなど、同じ商品を数個並べて整理するとすっきりした印象になります。調理作業をする空間ですから、白ベースにしておくと汚れを見つけやすく、衛生面でも安心です。

トイレ

100均アイテムを取り入れるなら、トイレットペーパーやウェットシート用の収納ケースやスリッパ、タオルなどがおすすめです。コンパクトな空間なので、白ベースもしくはライトグレーベースにして視覚的に広がりを感じさせる方法がよいでしょう。

玄関

フラワーベースや鍵などを掛けるフック、ミラー、スリッパ用のバスケットといった100均アイテムがコーディネートに便利です。窓がない場合は、玄関ドアのスリットなどから入るわずかな日光を反射できるよう、白ベースにしておくと明るくなります。

センスを感じさせるモノトーンのランクアップ術

使用する色が限定されているため、コーディネートが比較的簡単なのがモノトーンインテリアの特徴ですが、逆に言えば「無難すぎる」「味気ない」という印象を与えかねません。そこで活用したいのが、フェイクグリーンやフェイクフラワーといった100均アイテムでワンポイントを加える方法です。最近は100円ショップでもリアルな観葉植物を取り扱っているため、フェイクに抵抗がある場合は本物を置いてもいいでしょう。

また、電池式やUSB給電式のガーランドライトを部屋の隅の床に置いたり、カウンターの上に写真立てなどと一緒に並べたりする方法もおすすめです。ほど良い明るさの間接照明となり、陰影を楽しめますよ。

「ベースの色を決めて100均アイテムを小物として配置」という大まかな流れで進められますから、モノトーンインテリアが気になる方は気軽に挑戦してみてください。


ライター:桐野由衣
住宅設備メーカーや住宅コンサルタント会社、大手リノベーション設計会社にて新築分譲マンションの設計変更、戸建住宅・オフィス・医療施設等の設計およびインテリアコーディネートに携わる。
建築関連分野の記事執筆・校正校閲・監修業務、企業研修講師、インテリアコーディネーター資格対策テキスト監修、工務店の施工事例集ディレクションなどの実績も多数。


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