1. トップ
  2. 「駅徒歩13分」でも最高139倍…!15年ぶり、品川の“異例タワマン”に購入希望者が殺到するワケ

「駅徒歩13分」でも最高139倍…!15年ぶり、品川の“異例タワマン”に購入希望者が殺到するワケ

  • 2026.5.21
undefined
出典:PhotoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。不動産業界歴15年で宅地建物取引士やマンション管理士の資格を持つ、ライターの西山です。マンション選びにおいて駅徒歩距離が重視される傾向が強い中、その評価軸を覆す物件が登場しました。

港区港南3丁目に建設中の「リビオタワー品川」です。品川駅徒歩13分という立地でありながら、第1期1次で最高139倍という驚異的な人気を博しました。今回はなぜこの物件にこれほどの需要が集まるのか、その背景を分析します。

品川駅最寄り15年ぶりの希少性と異例の売主体制

リビオタワー品川は、地上34階、総戸数815戸の大規模タワーマンションです。売主には日鉄興和不動産のほか、京浜急行電鉄やJR九州といった鉄道事業者が名を連ねる体制で、注目を集めています。本物件の大きな特徴は、品川駅最寄りの30階超タワマンとして、約15年ぶりの供給となる「希少性」にあるといえるでしょう。

エントリー総数は約19,000件にのぼり、周辺の中古物件との価格乖離も、需要が集中した要因の一つとなりました。一般にマンション市場では、駅徒歩10分を超える立地はリセール時に懸念材料とされがちですが、本物件ではそれを上回る価値が市場から評価されたといえるでしょう。

街の将来性を先物買いする10年単位の投資判断

品川エリアでは、一部開業した高輪ゲートウェイシティや、品川駅西口の再開発が進んでいます。将来的な街の価値向上を見据え、長期投資として捉える購入者層が需要を支えています。

ただし、リニア中央新幹線の開業が2027年から2034年以降に延期された点は、織り込んで考える必要があります。起点都市としての効果が本格化するのは、2030年代後半以降と想定するのが現実的でしょう。

本物件は専用シャトルバスの運行や、建設中の高輪ゲートウェイ駅との東側連絡通路の整備により、複数の動線を確保する設計が組み込まれています。シャトルバスが将来にわたって機能し続けるかは、入居後の管理組合の運営にかかってくる部分があります。

自身の生活動線と街のポテンシャルを見極める

購入を検討する際は、15年ぶりの希少性に対するプレミアム評価を、冷静に見極める姿勢が大切でしょう。品川駅周辺の開発ポテンシャルは大きく、将来性を評価する声が市場では多く聞かれます。

街の将来性に期待できる物件であっても、現在のライフスタイルに合うかを確認することが大切です。実際に現地を歩き、シャトルバスを含めた日々の動線に無理がないか、ご自身の目で確かめてみてください。10年後の街の姿と、実際の生活の両面を、ぜひ具体的にイメージしてみることをおすすめします。

参考:再開発が進む東京の玄関口「品川」 地上34階建て・総戸数815戸の超高層大規模タワープロジェクト『リビオタワー品川』第一期1次221戸登録申込(日鉄興和不動産)



筆者:西山雄介(宅地建物取引士・マンション管理士などの資格所有)
不動産業界歴15年。新卒で東証プライム上場のマンションデベロッパーに入社後、計2社で新築・中古販売および管理業務に従事。実務現場を経て管理職も歴任し、組織運営にも携わる。現在はその多角的な視点を活かし、実務解説から不動産投資、法律事務所案件まで、専門性の高いコンテンツ制作・ディレクションを行っている。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる