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70代両親宅に帰省中、近隣から苦情3件→車4台で路上駐車だけでなく…40代夫婦が猛後悔した近隣トラブル

  • 2026.6.6
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

これからお盆などの大型連休になると、久しぶりに実家へ帰省するご家庭も多いのではないでしょうか。特に、お孫さんを連れての帰省は、ご両親にとっても大きな楽しみです。

一方で、数日間の“実家同居状態”が原因で、近隣関係が一気に悪化してしまうケースも少なくありません。

「昔はお互い様だった」
「子どもの声くらい仕方ない」

そう考えていたご家族が、自治会からの注意や近隣からの苦情によって深く傷つき、その後も地域で気まずい関係が続いてしまうケースもあります。

今日は、大型連休の帰省が原因で近隣関係が壊れてしまった方のエピソードをご紹介します。

久々の帰省で“実家同居状態”になっていた

市内で暮らす40代のAさん夫婦は、ある大型連休に小学生の子ども2人を連れて地方の実家へ帰省しました。実家には70代の両親が住んでおり、久しぶりの家族団らんを楽しんでいたそうです。

ただ、その年は連休が長く、親族も次々に集まり、実家は数日間“完全な同居状態”になっていました。子どもたちは朝から庭で鬼ごっこ。室内でも走り回り、夜まで大人数で食事や会話が続いていました。さらに問題だったのが車です。

親族が車4台で集まり、敷地内に停めきれず、一部は住宅街の道路脇へ駐車。本人たちは、「数日だけだから大丈夫だろう」と軽く考えていたそうですが、ご近所の迷惑になることはもちろん、交通ルール上も問題になり得る行為です。

しかし大型連休中は、周囲も在宅時間が長くなりやすい時期です。

静かな住宅街では、子どもの叫び声や夜の笑い声、車のドア開閉音などが、想像以上に周囲へ響いていました。

「毎日うるさい」近隣から苦情3件

連休中盤、ついに近隣住民から苦情が入り始めます。最初は、隣家の高齢男性からでした。

「毎朝7時から子どもが騒いでいて眠れないんだよ」

続いて別の住民からも「夜遅くまで窓を開けて騒がれると困る」「路上駐車で車が出しづらい」という苦情が自治会へ寄せられたのです。

特に問題視されたのが、“実家だから安心”という空気感でした。

その後、自治会長が実家を訪問。「近所から苦情が出ています」「路上駐車もやめてください」と正式に注意を受ける事態になりました。するとAさんの父親は、かなりショックを受けたそうです。

「昔はこんなの、お互い様だったのにな…」

長年住み続けてきた地域だったからこそ、精神的ダメージも大きかったといいます。

悪化した近隣関係は長く尾を引く

問題は、孫たちが帰省したあとも続きました。実家のご両親は、その後も近所で気まずさを感じるようになったのです。

ゴミ出しで顔を合わせても以前ほど会話がない。自治会行事でも空気がぎこちない。

特に地方の住宅街では“地域との関係性”も住み心地の一部として見られます。また、高齢の親世帯だけが地域へ残るケースでは「帰省時の印象」が、その後の暮らしやすさへ直結することもあります。

Aさん自身も後になって「身内だけの感覚で考えてしまっていた」「数日だけという感覚が甘かった」と強く後悔していました。

帰省時は“旅行気分”ではなく周囲環境まで意識することが重要

実家への帰省は、自宅へ戻る感覚になりやすい一方、周囲から見れば“来客が増えている状態”でもあります。特に大型連休中は、在宅率の上昇や生活リズムの違いなどが重なり、生活音トラブルが起きやすくなります。

そのため、帰省時は次の点を意識することが重要です。

  • 早朝や夜間は子どもの声量に配慮する
  • 窓を開けたまま長時間騒がない
  • 車のドア開閉を静かに行う
  • 路上駐車を避ける
  • 来客台数を事前に把握する
  • 庭遊びの時間帯を考える

特に昔ながらの住宅街は、家同士の距離が近く、音が周囲へ響きやすいケースも少なくありません。また、一度悪化した近隣関係は、想像以上に長引きます。

実家だから何でも許されると考えるのではなく、“親が今後も安心して暮らせる環境を守る”という視点を持つことが大切です。

大型連休の楽しい思い出が、家族にとって苦い後悔にならないよう、周囲への配慮も含めて帰省を考えていただきたいと思います。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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