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「家計簿見せても納得しない夫」一度全部任せてみた結果【実体験】

  • 2026.4.27

頭を悩ませることも多い家計管理。スーパーをハシゴしたり1円単位で切り詰めたり、表立って見えないぶん苦労が多いものですよね。
今回は、筆者の友人が家計管理を夫に任せたときのエピソードを紹介します。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

夫の転勤で兼業から専業主婦に

夫が会社の辞令で転勤。とても迷いましたが、好きだった仕事を泣く泣く辞めてついて行くことにしました。

私は専業主婦、夫が大黒柱となり、新天地での生活がスタートしました。夫にプレッシャーを与えないよう、できるだけ生活水準を落とさないように……と思いながら、なんとか家計のやりくりをしつつ、2歳になる息子と過ごす日々。

少しでも貯金を崩さないよう、そして忙しい夫に少しでも気持ちよく過ごしてもらえるようにと思いながら、毎日奮闘していました。

私の家計管理に不満!?

ある日、夫が不満そうな顔をしながら家計管理について口を出してきたのです。

引っ越す際、私が専業主婦になることを考えて、夫は自らお小遣いを減らす提案をしてきました。しかし、以前より自由に使える金額が減ったことがだんだんと不満になってきたようです。

家計簿をつけていたので見せてみましたが納得はせず、「俺が管理する」と言い始めました。

正直なところ、夫を気遣いながらのやりくりはとても大変です。少しでも安いスーパーを回ろうとしますが、イヤイヤ期の子どもがいると簡単なことではありません。

こうしたやりくりの背景を夫に伝えていなかったとはいえ、どれだけ大変かを理解してもらいたいという気持ちから、夫に一度すべてを任せてみることにしました。

食費や子どもに関する費用などはあらかじめざっくりともらい、あとはすべて夫に任せることに。やりくりで頭を悩ませる時間が減り、以前よりのびのびとした気持ちで過ごせるようになりました。

家計管理の大変さを知った夫

夫が家計管理を始めて3か月。改まったようすで「話がある」と呼ばれました。

夫は数字に強く、仕事でもしっかりと成果を出す人です。だからこそ、家計管理を任せても大丈夫だろうという気持ちがありました。

今回話があると言われたのは、てっきり節約の成果報告だと思っていたら──夫からは、青ざめた顔で「ごめん」の一言が放たれたのです。「何のことだろう?」と思っていると、夫は続けます。

「毎月これだけやりくりしてくれてたの、知らなかった」
「本当に今までありがとう」

自分で家計管理をしてみて、その難しさを知った夫が音を上げてきたのでした。

情報共有で夫婦関係も改善

改めて私に謝罪し、家計管理をもう一度お願いできないかと頼んできた夫。

夫が謝ってくれたこと、感謝してくれたこと、そしてやりくりの大変さをわかってくれたことで、今までの苦労が報われたような気がしました。

再び、家計管理は私が主体となってやっています。以前と違うのは、夫がとても協力的になって感謝の言葉を口にするようになったこと。休みの日は一緒に買い物に行き、商品の値段を見てもらうことでやりくりの大変さを共有するようになりました。

そして、私は今子育てをしながら在宅ワーク中で、少しずつ家計の足しになるようにと取り組んでいます。夫は積極的に「ありがとう」「お疲れさま」と声をかけてくれるようになりました。
家計管理の大変さを共有したことで、夫婦の会話が変わった出来事です。

【体験者:40代・女性Webライター、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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