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義母への贈り物、私が選ばない方がうまくいった話【実体験】

  • 2026.4.27

筆者の話です。
義母への贈り物に、毎年ひとりで悩んでいました。
ある年の選択をきっかけに、関係の見え方が少し変わって――。

画像: 義母への贈り物、私が選ばない方がうまくいった話【実体験】

ひとりで悩む

「なんでもいいんじゃない?」
母の日や父の日が近づくたび、夫に相談しても返ってくるのは決まってそのひと言でした。

義両親への贈り物は、結局いつも私がひとりで選ぶことになります。
何が喜ばれるのか分からないまま、それでも何も用意しないわけにはいかず、毎年同じように悩む時間が続いていました。
気づけば、その役目は私が引き受けるものになっていたのです。

積み重なる迷い

店頭で品物を手に取り、重さや手触りを確かめながら、義母の好みを思い浮かべます。
「これなら使ってもらえるかな」
そう考えながら選び、丁寧にラッピングして渡してきました。

その場では「ありがとう」と笑顔で受け取ってもらえます。
けれど、その後実際に使われている様子を見かけることはほとんどありませんでした。
そんな様子を思い出すたびに、これでよかったのかと考えてしまいます。
相手に合っているのか分からないまま、迷いだけが少しずつ積み重なっていきました。

ひと言の違和感

あるとき、義母が贈り物を手にしながら、ふとこんなことを言いました。
「こういうの、若い人が好きよね?」
自分が選んだものが義母にとってはしっくり来ていなかったのだと、その場で気づきました。

帰り道、会話を思い返しながら歩きます。
間違ってはいないけれど、どこかずれていた。そんな感覚だけが残っていました。

無理しない形

それならいっそ、と考え、次の年からは夫に任せることにしました。
「今年はお義母さんと一緒に選んでみてくれる?」
そう伝え、義母と夫の二人で買い物に行ってもらうことにしたのです。
予算も中身もすべて任せ、私はあえて関わらないようにしました。

その年、義母はこれまでよりも自然な笑顔で贈り物を受け取ったのです。
「息子と選んだのよ」
日常の中でその品を使っている様子を見かけ、ほっとしたのを覚えています。

それ以来、夫に任せる形が自然と続くようになりました。
無理に自分が選び続けるよりも、その人同士に合った関わり方があるのかもしれません。
少し肩の力を抜いたことで、気持ちもずいぶん楽になったように感じました。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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