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北米V3の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』と『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が“2強”を形成!ブラムハウスの新作ホラーの初動成績は?

  • 2026.4.26

先週末(4月17日から4月19日まで)の北米興収ランキングは、3週連続で『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』(日本公開中)と『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(日本公開中)のワンツーが継続。前者の初登場週末にはちょうど1億ドルあった両者の差は、この3週目には1600万ドルまで縮まっている。“爆発力”の『マリオ』と“持続力”の『PHM』、対照的な推移を見せる2作品が北米の春シーズンを牽引しているようだ。

【写真を見る】ジェイソン・ブラム&ジェームズ・ワンのプロデュースのもと、“ミイラの呪い”が現代に!

全世界興収のカギをにぎる国は、やっぱり日本!? [c] 2025 Nintendo and Universal Studios. All Rights Reserved.
全世界興収のカギをにぎる国は、やっぱり日本!? [c] 2025 Nintendo and Universal Studios. All Rights Reserved.

『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の週末3日間の興収は3649万7250ドル。オープニングからほぼ半減だった前週末から、さらに半減近い53.6%の興収となっており、引き続き下降のペースは大きいまま。累計興収は週末時点で3億5000万ドルを突破したが、前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)は公開12日目で達成していたのに対し、今作は公開19日目と1週間遅れ。海外興収の上乗せペースもやや鈍化しており、2作続けての全世界興収10億ドル突破のためには、日本市場が極めて重要になってくるだろう。

一方の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の方は、週末3日間で興収2051万ドルと、前週比85%の安定感。累計興収は週末時点で2億8515万ドルとなっており、『デューン 砂の惑星PART2』(24)の北米累計興収(2億8214万ドル)をすでに突破。近日中にも興収3億ドル突破は確実であり、非続編/非フランチャイズのスペースSF作品としては異例のパフォーマンスを続けている。ちなみに全世界興収も6億ドル到達が目前まで迫ってきている。

下落の少ない興行を続け、累計興収3億ドルが目前の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 [c]Everett Collection/AFLO
下落の少ない興行を続け、累計興収3億ドルが目前の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 [c]Everett Collection/AFLO

3位に初登場を果たしたのは、ブラムハウス・プロダクションズ製作のホラー『THE MUMMY / ザ・マミー 棺の中の少女』(5月15日公開)。『死霊のはらわた ライジング』(23)が高評価を集めたリー・クローニン監督がメガホンをとり、世界最古の都市伝説ともいえる“ミイラの呪い”を題材にした物語が展開する本作。大元をたどればユニバーサル・モンスターズの「ミイラ」シリーズがあるが、それをリブートした「ハムナプトラ」シリーズや『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(17)とはまた別物の作品である。

3304館で公開され、初日から3日間の興収は1351万7172ドル。2200万ドルほどといわれている制作費を考えれば上々なスタートを切ったといえる。もっとも、批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば批評家の好意的評価の割合は46%で、観客からのそれは75%と伸び悩んでいるのが少々気がかりなところ。オープニングで1000万ドルを超えたのに、最終興収2000万ドルで止まってしまった『ウルフマン』(25)の二の舞にならなければいいのだが。

【写真を見る】ジェイソン・ブラム&ジェームズ・ワンのプロデュースのもと、“ミイラの呪い”が現代に! [c]Everett Collection/AFLO
【写真を見る】ジェイソン・ブラム&ジェームズ・ワンのプロデュースのもと、“ミイラの呪い”が現代に! [c]Everett Collection/AFLO

その『ウルフマン』をはじめ、昨年前半には苦戦が目立っていたブラムハウス作品。しかし秋以降に『ブラックフォン 2』(25)と『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』(25)で巻き返しに成功し、2026年の先陣を切ったのが今回の『THE MUMMY / ザ・マミー 棺の中の少女』。この先も注目タイトルが控えているだけに、そろそろ完全復活をアピールしておきたいところだろう。

文/久保田 和馬

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