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【実話】母の再婚で日常が一変!小学生の子どもの笑顔を奪った「感情を殺して生きるしかない」という現実【作者に聞く】

  • 2026.4.21

Reina(@Reina770)さんによる『感情を殺して生きた日々』は、自身の幼少期の体験をもとに描かれた作品である。現在は穏やかな生活を送っているというReinaさんだが、過去には想像を絶する環境のなかで生きていた。本作は、その“語られなかった時間”をすくい上げるように描かれている。※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。

再婚によって崩れていった日常

レイナは、生まれたときから母子家庭で育ち、姉とともに母に育てられてきた。しかし、母がタッちゃんという男性と再婚したことで、その日常は大きく変わることになる。それまで当たり前だった穏やかな時間は少しずつ崩れ、家庭の空気は徐々に張り詰めていく——。

父との別れがもたらした心の揺らぎ

レイナと姉にとって、月に1度だけ会える父との時間はかけがえのないものだった。限られた時間はあっという間に過ぎ、別れのたびに強い寂しさが残る。そんななか、父と会える機会がこれで最後になると知らされたとき、2人の心は大きく揺れる。父は「半年に1回でいい」と関係の継続を願うが、母は過去の事情からそれを拒む。こうして、父とのつながりは断たれてしまう。

積み重なる苦しみと、子どもが抱えきれない現実

父と離れた悲しみを抱えたまま帰宅したレイナは、泣き続ける日々を送るようになる。その姿を見たタッちゃんは次第に苛立ちを募らせ、無視や暴力へと態度を変えていく。やがてその行為はエスカレートし、レイナの心を深く追い詰めていった。小2のレイナは学校でも変化を見せ、給食が食べられなくなり、保健室で一人食事をとるようになる。

「感情を殺すしかなかった」当時の自分と向き合う創作

異変に気づいた母はレイナに声をかけるが、「父に会えないことが悲しい」と返されたことで動揺し、思わず厳しい言葉を投げてしまう。逃げ場のない状況のなかで、レイナは何を思い、どう生きていくのか。本作には、その過程が克明に描かれている。

Reinaさんは本作について、「子どものころの環境が影響してか、大人になってからも日々生きづらさを感じていたので、自分としっかり向き合うために描き始めた作品です」と語る。また、母の再婚相手については「当時は再婚の意味があまりわからず、よく家に来る遊んでくれるお兄さんという認識でした」と振り返る。過去を直視し、言葉にすることでしかたどり着けない地点があるのだと、本作は静かに伝えてくる。

取材協力:Reina(@Reina770)

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