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「不倫相手の女はどこにいるの!?」会社に乗り込んだ上司の奥さん→パワハラに耐えていた私の前で空気が一変した瞬間

  • 2026.5.11

夜の繁華街で見てしまった二人

金曜の夜、学生時代からの友人と居酒屋で飲んだ帰り道のこと。駅前の交差点で信号待ちをしていたら、視界の端を見覚えのある二人連れが横切った。

直属の上司と、中途入社して半年ほどの独身の女性社員。手をしっかり繋いで、ネオンに照らされたホテル街のほうへ吸い込まれていく。

(嘘でしょ……あの上司、奥さんも子どももいるはず)

足が止まった。隣の友人は気づかず、駅の改札のほうへ歩き出している。

ぼんやりとした思考の中で、女性社員の顔がよみがえった。

彼女は中途で入ってきたばかりだから、上司の私生活までは知らないのかもしれない。だまされているのなら、教えてあげたほうが本人のためだ。

翌週、休憩室の自販機の前で二人きりになった瞬間に、声を落として伝えた。

「あの方、結婚されてますよ」

彼女は一瞬だけ目を見開き、すぐに表情を消した。

ありがとうございます、とだけ短く返してきて、紙コップを手にフロアへ戻っていく。これで彼女が冷静になってくれればいい。そう思っていた。

標的にされた1ヶ月と乗り込んできた人物

変化が始まったのは、翌月の月初からだった。

朝礼で私の資料だけが名指しで突き返される。報告書の数字を一桁ずらして指摘される。会議では発言の途中で遮られ、提出した企画は理由も告げられず却下が続いた。

「お前のやり方、ほんと効率悪いよな」

休憩室で吐き捨てられた一言で、悟った。あの女性社員が、私が現場を目撃したことを上司に話したのだろう。けれど、確かめる術はない。同期に相談しても、「気のせいじゃない?」と苦笑いで返されるだけだった。

1ヶ月、唇を噛んで耐えた。眠れない夜が続き、机の引き出しの奥に退職届を忍ばせた朝のこと。

玄関フロアのほうから、聞いたことのない女性の鋭い声が響いた。

「不倫相手の女はどこにいるの!?」

受付の制止を押しのけるように、上司の奥さんがオフィスに踏み込んでくる。

続いて聞こえてきたのは、女性社員の悲鳴と、椅子が倒れる派手な音。取っ組み合いになる二人を、男性社員たちが必死で引き剥がしていた。

あれだけ堂々と振る舞っていた上司の顔が、初めて真っ青に変わっていた。フロア中の視線が、取っ組み合う二人と固まる上司に注がれていく。私の机を通り過ぎる人の足音さえ、止まっていた。

翌週には、上司の机からも彼女の机からも、私物がきれいに消えていた。あれだけ私を追い詰めた1ヶ月が、たった一度の絶叫でひっくり返ったのだ。退職届はそのまま、引き出しの奥に戻した。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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