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「怖い」と茶化した俺が、既読のつかない夜に初めて知った彼女の気持ち

  • 2026.4.16
ハウコレ

軽い気持ちで送った一言。それが彼女をどれだけ悩ませていたか、返信が届かなくなるまで気づけませんでした。

ノリで送った言葉

友人と飲んでいるとき、彼女の話になりました。「既読早くない?」「秒で返ってくるってすごいな」。友人たちは笑っていたし、俺も笑っていました。嫌な気持ちは全くなかった。むしろ嬉しかったのです。でもそれをそのまま「嬉しい」とは言えないのが、俺の悪い癖でした。

その場のノリのまま、彼女にメッセージを返すとき、つい書いてしまったのです。「既読つけるの早すぎて怖い」。もちろん冗談です。笑えるスタンプもつけました。彼女は「え、そう?ごめん」とだけ返してきて、俺はそれ以上何も考えませんでした。

通知が来ない

異変に気づいたのは数日後です。彼女の返信が、明らかに遅くなっていました。前は送った瞬間に既読がついたのに時間が空くこともある。内容も短くなった気がする。

何かまずいことを言っただろうかと思い返しても、心当たりがありません。スマホを開くたびに通知がないことを確認して、胃の奥がじわっと重くなるのを感じていました。仕事中にもチャット画面を開いてしまう自分がいました。前はこんなことしなかったのに、と思いながらも止められません。

連投した夜

1週間が過ぎても変わらず、ある夜とうとう我慢できなくなりました。「なんか怒ってる?」と送信。既読がつかない。30分後、「俺なんかした?」。さらに「最近返信遅くない?」「前はすぐ返してくれたのに」。4通目を送った瞬間、指が止まりました。

送ってから気づいたのです。連投している自分が、彼女がいつもすぐ返してくれていたのと同じことを、不安という形で繰り返しているのだと。返信が来ないだけでこんなにも落ち着かなくなる。彼女はいつもそうならないようにしてくれていたのに。

そして...

夜遅く、彼女から一通だけ届きました。「早くても遅くても文句言うじゃん」。その一文を読んで、ようやくわかりました。原因はあの冗談だったのだと。返せたのは「確かに」だけ。それ以上の言葉が見つかりませんでした。

彼女がいつもすぐ返してくれていたのは、俺のメッセージを楽しみにしてくれていたからです。それを「怖い」と茶化した自分が、返信が来なくなった途端に不安で連投する。身勝手だったと思います。翌朝、「昨日はごめん。返信、好きなタイミングでいいから」と送りました。すぐ既読がつきました。それがなんだか、すごくうれしかったのです。

(20代男性・学生)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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