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自販機で「小銭がないから貸して」常習犯の同僚が小さ〜くなった『ベテラン女性社員のツッコミ』

  • 2026.4.14

小銭の貸し借りについて、少額だと言いづらくて流してしまうことってありますよね。でもそれが繰り返されていたとしたら、話は少し変わってきます。女性社員たちがじわじわモヤモヤしていた“150円問題”が、思わぬかたちで終わった筆者の実体験です。

きっかけは自販機の前

前職の同僚・山木さん(仮名・50代男性)とのエピソードです。会社は首都圏の古いビルにあり、自動販売機は現金しか使えませんでした。

ある日、自販機の前にいると、後から来た山木さんが財布を見ながら「あれ! 小銭がない……申し訳ないんだけど、150円貸してもらえるかな?」と言いました。私は快く150円を渡しました。

繰り返される小銭不足

1か月後、まったく同じことが起きます。山木さんは再び「ちょうど小銭がなくて……借りてもいいかな?」と言うので、私はまた貸しました。少し引っかかりつつも、150円くらいで催促するのも大人気ない気がして、特に何も言えませんでした。

まさかの“被害者の会”

ある日、女性社員でランチをしていたとき、何気なくその話をしました。すると「私も貸したことある」「私も」「私もある」と次々声が上がり、なんと10人中8人が同じ経験をしていたのです。言われたセリフまで同じで、1〜3回ほど貸していました。

偶然ではなく女性社員に順番に150円借りているのでは……? という疑惑が一気に濃くなりました。あまりに地味で、しかもセコすぎるため、じわじわ気持ち悪さすら感じたのを覚えています。

ベテラン女性社員のひと言

そこで私たちは、部署のベテラン女性社員に相談。すると後日、その方が山木さんに対し「山木さん、皆に順番に150円ずつ借りてるって本当? 山木さん専用の小銭募金箱でも置いたほうがいい?」と笑いながらツッコミ。

山木さんは気まずそうにしどろもどろ。その後、女性社員たちに小銭を借りることはぴたりとなくなりました。

たった150円でも、何度も積み重なると立派な“モヤッと案件”になるのだと感じた出来事でした。少額だからこそ指摘しづらいことを、何度も平気でやる人の図々しさが、いちばん厄介なのかもしれません。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2020年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Rio.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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