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「よくそんなひどいことできるね」浮気夫の看病を拒んだ私に「それでいい」親友の真意にホロリ

  • 2026.4.14

弱った夫を前にしても手を差し伸べられなかったことを、周囲から責められて深く傷ついたという筆者の友人Sさん。
しかし親友の言葉に救われ、自分の気持ちを受け入れ、正しさよりも心に寄り添う優しさの大切さに気づいたそうです。

画像: 「よくそんなひどいことできるね」浮気夫の看病を拒んだ私に「それでいい」親友の真意にホロリ

冷え切った夫婦関係の中で

私は、夫の浮気に長年悩まされてきました。
何度も裏切られ、そのたびに話し合いを重ねてきましたが、関係は少しずつ冷え切っていきました。
夫のことは、家族というより、ただの同居人……と、どこかあきらめていました。

「肩を貸して」と言われた日

ある日、夫が体調を崩して寝込みました。
ベッドから起き上がろうとした夫に、「肩を貸してくれ」と頼まれました。
普通なら、さっと手を差し伸べる場面かもしれません。
でも、素直に動けなかった私は息子を呼び、息子が夫に肩を貸しました。

ちょっと痛い言葉

後日、その出来事を友人たちに話した時のことです。
一人がすぐに言いました。
「えー! よくそんなひどいことできるね」
もう一人も続きます。
「どんなに嫌でも、それはやってあげるべきでしょ」
たしかに、言っていることは間違っていない気もします。
でも、その言葉はじわっと重くて、私は少し苦しくなりました。

そんな中、親友のKさんがぽつりと言いました。
「いいんじゃない? 正直だったってことだよね」
その一言で、空気が少し変わりました。
さらにKさんは続けます。
「無理して優しくするほうが、不自然だよ。そんなことしたら、あとでしんどくならない?」

正論よりホッとする言葉

あの時、私は正論が聞きたかったわけではありません。
正論は、タイミングによっては、少し鋭すぎて、かえって人を傷つけたり、追い込んでしまうこともあります。
正しさだけでは元気になれない時もあるのです。

そんな時に必要なのは、「それでいいよ」と認めてくれる誰かの存在です。
自分の苦しさを理解し、否定せず受け止めてくれたKさんの一言で、私の心はふっと軽くなりました。
正しさよりも優しさが必要な時もある━━そう実感した出来事でした。

【体験者:50代・女性、会社員 回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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