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“ひとり旅”か“ひとり参加ツアー”か迷ったら?【ショコラさん】の選び分け条件

  • 2026.4.11

“ひとり旅”か“ひとり参加ツアー”か迷ったら?【ショコラさん】の選び分け条件

ひとりだからこそ、自由で心がほどける——。そんな「ひとり旅」に魅了される女性が増えています。ベストセラー『58歳から日々を大切に小さく暮らす』の著者・ショコラさんもその一人。新刊『60代から夢をかなえる ひとり旅』(すばる舎刊)から、一部を抜粋してご紹介します。第2回は、ツアーならではの醍醐味について。

行きづらい観光地をめぐるにはツアーが一番

ひとり参加のツアーは、完全にひとりで行く旅より、どうしても旅費は高くなります。

岩手旅行のツアーに参加したときは、観光バス2席分、宿泊も観光ホテルのツインルームをひとりで使い、昼食も海鮮丼など各地の名産でした。ビジネスホテルのシングルルームに素泊まりするのに比べたら、だいぶ割高だと思います。

それでも、ツアーは高いだけの価値があるものだと思います。乗り物のチケットも宿泊も移動手段もすべて整えてくれる、お任せでついていくだけの気楽さは、シニア世代にはありがたいです。

龍泉洞へ行くことを目的に探したツアーでしたが、2泊3日の行程には今まで知らなかった名所、車がないと行きづらい観光地が盛りだくさん。

観光バスは高速道路を使い、効率よく観光地を回って時間もかからず、まだ暑かった9月の移動も快適にできました。

添乗員さんだけでなく、旅行中は私たちと同世代くらいのベテランのバスガイドさんが同乗し、歌が上手でおしゃべりも楽しく、移動中もなごやかに過ごせました。

トイレ休憩を何度もとってもらえたのも安心でした。

岩手県の太平洋側に行き、東日本大震災のメモリアルを見学しました。「あまちゃん」を見てから、乗ってみたかった三陸鉄道にも貸し切りで乗り、最後は日本三大景勝の松島を船で回りました。

ひとりで計画を立てたら難しかったと思う観光地をめぐれたことも、ひとり旅なら選ばないだろう、料理のおいしいゆったりしたホテルに泊まれたことも、旅行会社のツアーならではでした。

旅行中も解散後も、ツアーを選んで大正解だったと思いました。また龍泉洞に行きたいとなったときも、やはりツアーで探すと思います。

ツアーはその後、コロナ禍の間ずっと行きたかった台湾旅行で参加しました。

人気の台湾はツアーの種類も多いのですが、私が一番行きたい台南へは、半日サッと回るだけのコースばかり。いろいろ探して、希望にかなうツアーをようやく見つけました。

本来なら4泊5日になるような行程を、5泊6日でゆっくりめぐるツアー。台南から台北へ台湾を縦断します。月曜出発、土曜帰国でした。

4月の平日なうえに、台湾にしては長い日数で割高だったのか、参加者は少なく9名で、全員が高齢者でした。そのうち、ひとり参加が私を入れて3名だったので、ひとりでも居心地が悪いと思うことはまったくなく、羽田空港の集合時から打ち解けられ、心強かったです。

ツアーコンダクターの方のほかに、若い頃日本に留学していたことがあるという、同世代男性の現地ガイドさんが6日間ずっと一緒でした。

ご両親は日本語が話せたそうで、子供に聞かせたくない話は日本語でしゃべっていたとのこと。今自分の日本語がたどたどしいのは、コロナ禍で仕事がなくなってしまった間に、日本語を忘れてしまったから、などと笑わせてくれました。

ひとり参加だった私たちとは、とくに気さくに会話し、現地ガイドならではの台湾の歴史や裏話、ガイドさんの青春時代の話など、個人旅行でどれだけガイドブックやネットで調べても知ることができないような、台湾現地の心に残る話を聞かせてくれました。

台湾旅行がより印象に残っているのは、ガイドさんの存在も大きかったように思います。

※この記事は、『60代から夢をかなえる ひとり旅』ショコラ著(すばる舎刊)の内容をウェブ記事用に再編集したものです。

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