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【三星 本店】本店限定まる顔のケーキと200円のソフトクリーム【苫小牧】

  • 2026.6.15

苫小牧にそびえる「三星帝国」

苫小牧を走っていると、突然現れる巨大な三星本店。円柱型の塔に大きなロゴ、広い駐車場。なんというか、“ただの菓子屋”のスケールではない。

正直、最初は「パン屋とケーキ屋がちょっと大きくなった感じかな」と思っていた。しかし中へ入った瞬間、その認識は崩壊する。

パン、和菓子、洋菓子、お土産、ジャム、ギフト。気づけば買い物かごを持ち、軽いテーマパーク状態である。

出典:リビング札幌Web

北海道には地元で絶対的支持を得る老舗がいくつかあるけれど、三星は苫小牧の“生活インフラ”寄り。観光地というより、「市民の日常に組み込まれている店」という気がする。

札幌にも店舗はあるが、このライブ感はやはり本店ならではだと思う。

限定に弱い人間、無事敗北

そして私が見つけてしまったのが、「本店限定」の文字。

もうダメである。

人間、「限定」の前では驚くほど理性が弱くなる。

数量限定。期間限定。本店限定。

この三兄弟が揃うと財布のヒモは実質開放状態だ。

ショーケースに並んでいたのは、白くて丸くて、妙にこちらを見つめてくる生き物。

その名もシマエナガ。

あの子と目が合った
「よいとまけ」はパルプの原料の丸太を模しているそうだ
パンも具が多くおすすめ

北海道民なら説明不要、“雪の妖精”である。

しかも可愛いだけではない。レアチーズケーキ仕様。

見た目に全振りした映えスイーツではなく、ちゃんと味まで考えられているらしい。

はい、購入。

かわいすぎて食べられない問題

いざ席へ。

セルフのお茶(ありがたい)を入れ、シマエナガと向き合う。

……かわいすぎる。

黒い瞳、ちょこんとしたくちばし、完全にこちらを見つめている。

どこから食べればいいのか分からない。

横?後ろ?いや、それも残酷では?

結果、しばらく見つめ合ったあと、なぜか頭頂部から行った。

優しそうに悩んでいたくせに、最終的に急所から攻める人間の業である。

しかし、中身はふわっと軽いレアチーズ。可愛いだけで終わらないのが老舗の底力だった。

刺した
食べた
渋い緑茶がスイーツに合う!

苫小牧に根づく「引き物文化」

そして店内で意外だったのが、ショーケースに並ぶ豪華なお菓子セット。

最初は「高級ギフトかな?」と思ったら、なんと“引き物”文化らしい。

結婚式や法事、お祝いごとなどで贈る、地域に根づいたお菓子文化。苫小牧では三星がその役割を担っているという。

旅先って有名観光地より、こういう“地元の普通”に出会った時のほうが面白い。

ガイドブックには載っていない、暮らしの匂いがする発見だ。

出典:リビング札幌Web
苫小牧市民還元ハスカップジャム
トーストやヨーグルトに合う!

そしてハシゴ

話は終わらない。

1,000円以上購入でもらったソフトクリーム割引券を握りしめ、結局別店舗へはしご。

「まんまと乗せられているな」と思いつつ、200円で食べたソフトクリームが最高だった。

少しシャリっとした食感。甘さはすっきり。濃厚すぎない、爽やかタイプ。

気づけば、限定シマエナガ → 割引券 → ソフトクリーム、という完璧な導線に乗せられていた。

でも美味しかったので、完全敗北である。

出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web
出典:リビング札幌Web
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