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愛するハムスターのために上等な野菜を調達。一人暮らしの飼い主の体に起きた変化【著者インタビュー】

  • 2026.4.10

【漫画】本編を読む

自分は何のために生きているのだろう、と悩むとき。すぐそばに、大好きな存在がいてくれたなら…。『君のためなら生きてもいいかな ハムスターのうにさんと私』(松村生活/KADOKAWA)は、うつ、線維筋痛症、メニエール病など様々な病を患い、休職して心が折れていた「私」が主人公。「私」がハムスターの「うにさん」と出会い、共に過ごす中で生きる力をすこしずつ取り戻していく。

うにさんの可愛さに癒され、うにさんに背中を押される「私」に共感する声が止まない感動のコミックエッセイだ。そんな本作の著者・松村生活さんに、約3年にわたるうにさんとの生活を振り返りながら、ご自身の病気のことや現在の心境などについて語ってもらった。

——うにさんは「きゅっきゅっ」と声を出して松村さんとコミュニケーションを取っていたそうですね。会話できないはずなのに、意思疎通ができているような…。

松村生活さん(以下、松村):割と意思を表明してくるハムスターでした。今は同居人と一緒に鳥を飼っていますけど、こっちに汲み取る姿勢さえあれば、みんな意思表示をしてくるような気がします。ひたすら無言で見つめてくるインコがいるんですけど、何か訴えてるんだな、と思えるときがあったりして。

——そう考えると、意思疎通ができるかどうかは人間側の問題かもしれませんね。

松村:動物の賢さっていうのも、人間とは違う賢さというか、人間が考えているものとは違うと思うので。相手の賢さに人間がついていけるかどうか…という気もします。

——うにさんを本当に大切に飼っている様子が漫画から伝わってきました。野菜をあげるときは、わざわざ宅配でサラダを注文する姿に感動させられ…。ハムスターも、ペレットだけではなくお野菜を食べたほうがいいのですか?

松村:お野菜もあったほうがいいみたいですね。ペレットだけで健康的に生きられるとしても、ハムスターだって娯楽が欲しいし、色んなものを食べたいと思うので、環境エンリッチメントとしてもお野菜は要ると私は考えます。おねずみさんたちも当然うつになりますし、ストレスはあらゆる動物の寿命に影響するので、色んなものをあげると良いと思います。

——いきつけの獣医さんも、雑草をあげることを推奨していたそうですね。

松村:動物目線で考える先生だったので、なるべく野生に近い状態の、その辺りに生えている雑草をあげるといいと言われていて。食べても大丈夫そうなものを選べばいいのかもしれませんが、衛生面で心配もあり…。

結局、スーパーで売られている野菜をあげたりしていました。で、人間はその残りを食べる。一人暮らしだと自分のために野菜を買わないことが多いので、結果的に自分の健康もちょっと良くなっていましたね。

取材・文=吉田あき

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