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悪魔的でも愛がある! 映画『プラダを着た悪魔』ミランダ名言集

  • 2026.4.7
Hearst Owned

一流ファッション誌の編集部を舞台に、ジャーナリスト志望の新人アシスタントが“悪魔のような”編集長に翻弄されながら、社会人として成長する姿を描いた映画『プラダを着た悪魔』(2006)。

2026年5月1日(金)にはアン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチらメインキャストが続投する待望の続編『プラダを着た悪魔2』が公開! 前作のおさらいとして、カリスマ編集長ミランダの名言を振り返ります。

ミランダ名言集

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#1 「 “ランウェイ”でも、よそに移っても。決めるのはあなた」

人生を自ら選び取るための名言
ジャーナリスト志望でおしゃれに関心がなかった主人公・アンディの仕事ぶりを認め、パリ・ファッションウィークへの同行という大きなチャンスを提示しながら言うセリフがこちら。 “ランウェイ”というのはミランダが編集長を務める雑誌の名前で、編集部で働き続けるにしても、他の仕事をするにしても、自分の仕事は自分で決断しなくちゃダメ、と背中を押すのです。

アンディはまだ若く、「仕方がなかった」「私の決断じゃない」と、自分の選択を上司や環境のせいにしがち。編集長として常に決断を迫られる毎日に身を置くミランダは、「決めるのはあなた」という言葉でアンディの社会人としての成長を促しています。

#2 「アンドレア、エミリーに言いなさい。今すぐに」

不都合を後回しにしない名言
#1の名言の後、悩んだ末に成長チャンスをつかむことにしたアンディ(アンドレア)に対してミランダが言った言葉。先輩アシスタントのエミリーを差し置いてパリへ行くのは申し訳ないと感じているアンディに、言いにくいことは先延ばしにせず、早く伝えなさいと命令するのです。

エミリーがパリ行きを目標に、辛い仕事をこなしながら何週間も前からダイエットに励んでいるのを知っていたアンディですが、ミランダにこう言われて仕方なくエミリーに電話をします。その結果、エミリーは悲惨な状況に陥ってしまうのですが……。ただ、もしアンディがパリ行きを隠していたら、エミリーはもっとみじめな気分になったでしょうし、本人の口からではなく周囲から耳に入るなんて最悪ですよね。アンディとエミリー、ふたりの性格を見越して、ミランダはあえて厳しい指示を出したのではないでしょうか?

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#3 「あなたは魅力的よ。彼の気持ちを変えさせて」

素顔を見せて絆を深める名言
これは夫から離婚を切り出されているミランダが、初めてアンディに弱みを見せるシーンで思わずもらした言葉。アンディの人間的な魅力を認め、あなたの力で夫に離婚を思いとどまらせてほしいと言うのです。現在の夫は再婚相手で、二度目の離婚を前にしたミランダは、こう続けます。「また離婚。ゴシップ誌にこう書かれるのよ。“仕事に取りつかれた猛女”“雪の女王、また夫を追い出す”って」

冷徹で完全無欠と思われている上司が弱音を吐くなんて、部下への信頼度が伝わりますよね。そんなミランダの姿からは、孤高の存在であり続けることの厳しさと同時に、どんなことがあってもファッション誌の編集長という仕事を極めて生き抜く覚悟も見ることができます。

#4 「この仕事をこなせるのは私以外にいない」

仕事への自負を持つための名言
出版社の会長から編集長の座を追われそうになるも、切り抜けた後のミランダの一言。「他の人間では仕事が進まず雑誌が悲惨な目に」と続けていて、編集長の仕事がいかに大変かということを知った上で、自分の仕事ぶりに対する猛烈な自信とプライドがあるからこそ言える言葉ですよね。

会長に編集長交替を思いとどまらせたのは、ミランダが差し出した“リスト”。「デザイナー、カメラマン、編集者、作家、モデルたち。私が育てた人々よ。必要とあれば私と一緒に“ランウェイ”を去ると約束した」と、名前一覧が書かれたリストを見せるのです。ここまでくると脅しに近いですが(笑)、ミランダの仕事に食らいついてきたスタッフたちが超一流に育っているのは事実でしょう。誰と仕事をしたいか、というのは、職業選びやひとつひとつのプロジェクトに参加する意義を含め、大きいですよね。

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#5 「あなたの決断よ。先へ進もうと決めた。この世界では不可欠な決断よ」

自分の選択に覚悟を持つ名言
#1で「決めるのはあなた」と、大きな仕事に対する決意を迫ったミランダ。パリでアンディの選択が正しかったと振り返り、「この世界では不可欠な決断」と言い切ります。また「こんなことを言う日が来るとは思わなかったけど……あなたは私と似ているわ。人が何を求め、必要としているかを超え、自分のために決断できる」とまでコメントし、アンディのスキルを高く買っていることを明かします。

思いがけない言葉に戸惑うアンディは、この後さらに大きな決断を“自分自身で”下します。一緒にいる時間を通して、あなたはどうするのか、自分で考えて決めることができるのか、と問い続けてきたミランダは、確かにドSで“悪魔的”ではありますが、アンディが社会人として生き抜く力をいつの間にか授けてくれていたのかもしれません。

#6「今までのアシスタントで最も期待を裏切ってくれた」

逆説で贈る最高級の褒め言葉
ミランダと同じ生き方はできないと悟ったアンディが新聞社の面接を受けた際、ミランダから届いたFAXでのコメントがこちら。面接官が “ランウェイ”誌にアンディの人となりを問い合わせたところ、ミランダ本人から送られたものです。そして面接官はこう続けます。「君を雇わないなら私は大バカ者だと。最高の言葉だ」

期待を裏切るというのは悪い意味ではなく、期待を超える最高の仕事ぶりだったことを表現してくれていて、ミランダ的に最上級の褒め言葉であることがわかります。

ミランダにまつわるこんなセリフも印象的

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#7 「君は努力していない。グチを並べているだけだ。彼女(ミランダ)は自分の仕事をしている」(ナイジェル)

プロの自覚を持つための名言
ミランダの指示は雑誌の誌面作りに関することだけでなく、パーティーや食事、家族の用事まで多岐に渡っていて無茶ぶりも多く、応えることができないと皮肉を言われてしまいます。そんなことが積み重なったアンディが、泣きながらアートディレクターのナイジェルのところへ駆け込んだ時に返って来たセリフがこちらです。

本来の目的とは違ったにせよ、ミランダの一存で誰もが憧れるファッション誌で働くことになったのに、言われたことをこなすだけのアンディに痛烈な一言でした。ジャーナリスト志望にも関わらず雑誌制作やファッションの歴史・背景を知ろうともせず、いまの仕事に見合った自分になろうとしていなかったアンディは、ナイジェルから「甘ったれるな」と渇を入れられ、生まれ変わることを決めるのです。

シャネルのブーツが似合う女になろうと自分磨きを始めたアンディの毎日のファッションやメイク、ヘアスタイルにはミランダやエミリーも目を見張ります。アンディが仕事に向き合う姿勢を劇的に変化させ、ミランダが彼女に一目置くようになった転機となる印象的な言葉です。

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#8 「彼女は厳しいわ。でも男だったら“有能な人物だ”と誰もが褒めるはず」(アンディ)

偏見を捨て真価を認める名言
パリで、先輩ジャーナリストのトンプソンとディナーを楽しみながらアンディが言うのがこの言葉。「彼女が嫌いだろ? 認めろよ。悪名高きサディストだ。悪魔のような女だ」とけしかけるトンプソンに反論するのです。

ここまでミランダの仕事ぶりを見てきたことと、直前に夫との離婚話が出て弱気になっている姿を見ている(#3)アンディだけに、ミランダが男であれば家庭を顧みないと言われたり、雪の女王や悪魔と呼ばれたりすることもないのでは?という疑問が生じているのがわかります。ニューヨークが舞台でも20年前は、やはり女性が何かのトップに君臨し続けるというのは大変なことだったんですね。

今年公開される続編では、女性の地位や世間の空気はどう描かれているのでしょうか? 社会人キャリアを積んだアンディの姿や、ミランダ、エミリー、ナイジェルのその後がどうなっているか早く知りたいですし、もちろん現代版の華やかなファッションやヘアメイクも楽しみ! 『プラダを着た悪魔2』の公開が待ち遠しいですね。

『プラダを着た悪魔』
ディズニープラスで配信中
Photos:© 2006 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

『プラダを着た悪魔2』5月1日(金)より劇場公開

【STORY】
時代を席巻した“働く女性のバイブル”が、華やかにアップグレード!
トップファッション誌の“悪魔”のような編集長ミランダと、彼女の元アシスタント・アンディ。別々の道で成長を重ねたふたりが、再びタッグを組むとき、ファッション業界に大旋風が巻き起こります。

Text:NATSUKO TOMITA

※この記事は、2026年4月7日時点のものです。

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