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お弁当作り初心者へ!春も要注意。食中毒を防ぐ「基本の三原則」を管理栄養士が解説

  • 2026.4.6

春の食中毒に注意!お弁当の基本の「三原則」を管理栄養士が伝授

お弁当が傷むのは夏だけだと思っていませんか? じつは、近ごろは春でも気温がぐっと上がる日が増え、この時期も

食中毒対策が欠かせません。

とくに新生活とともにお弁当作りを始める方は、基本をしっかり押さえておきたいところ。今回は、いたみにくいお弁当作りの「三大原則」と、作る前にチェックしておきたいポイントを、料理家・管理栄養士の新谷友里江さんに教えてもらいました。

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近ごろは、春でも最高気温が20℃を超えることは珍しくありません。じつはこの20℃が、食中毒において一つのボーダーラインになるんだとか。「食中毒などを引き起こす菌は10℃くらいから徐々に増えはじめ、20℃前後で一気に増殖。30~40℃でもっとも活発になるといわれます。加えて、湿度が高いときにも注意が必要なんです」と新谷さん。

「最初から菌を寄せつけないために清潔な道具を使うのはもちろん、食材の水けはきちんときり、しっかりさまして詰めるよう徹底しましょう」と教えてくれました。

とはいえ、細菌やウイルスは目に見えないもの。「絶対安全」はありません。「このあと紹介するポイントも参考にしつつ、その日の気温や湿度、保管状況なども考慮して、おいしくていたみにくいお弁当を作ってくださいね」(新谷さん)。

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◆ 清潔な道具を使う

◆ 水けをきちんときる

◆ しっかりさましてから詰める

作る前にチェックしておきたいポイント

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すでに徹底している人が多いと思いますが、作業に入る前はしっかり手を洗い、清潔なタオルやふきんで水分を拭き取ります。手に傷がある場合は手袋の着用が必須ですが、傷の有無にかかわらず食材を素手でさわるのは避け、菜箸やトングを活用しましょう。

まな板や包丁も含めて調理器具は多めに準備し、食材ごとに使い分けられるとよりいいですね。お弁当箱も久しぶりに使うものや連休明けなどは、使う直前にあらためて洗うか、アルコールスプレーをかけてペーパータオルなどで拭き上げると、なおよし!

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家ですぐ食べる前提で作る料理は、古い食材から順に消費していく場合が多いと思いますが、お弁当は別! できるだけ新鮮なものを使い、とくにこれからの暖かい時期は、うっかり常温で長時間置きっぱなしにしてしまった食材(なかでも冷凍・冷蔵品)などは使わないように。また、野菜は調理前にしっかり洗って水けをきります。洗い残しが不安なミニトマトのへたなどは、先に取ってから洗いましょう。

これからの季節、とくに注意して、毎日のお弁当をおいしく楽しんでくださいね。

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新谷 友里江

ニイヤ ユリエ

料理家

料理家・祐成二葉氏のアシスタント、祐成陽子クッキングアートセミナーの講師を経て独立。2児の母で、自身の育児経験から、離乳食、幼児食のメニュー、レシピ提案に力を入れている。

作りやすく、野菜たっぷりの家庭料理とおうちおやつを中心に、いつもの料理をちょっとした組み合わせの変化で楽しめるアイデアレシピが得意。

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(『オレンジページ』2026年4月2日号より)

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