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「最高に気配り上手!」お花見の「おもてなし」合戦。最後に感謝されたのは『意外な持ち物』だった!

  • 2026.4.4

春の陽気に誘われ、お花見の計画を立てるのも楽しい季節ですね。大勢が集まる場での振る舞いには、その人のセンスがキラリと光るもの。でも、本当の「気配り」は意外なところに隠れているのかもしれません。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。

画像: 「最高に気配り上手!」お花見の「おもてなし」合戦。最後に感謝されたのは『意外な持ち物』だった!

華やかな持ち寄り料理

毎年4月、私たちの部署では会社の近くの公園でお花見をするのが恒例になっています。

メンバーが女性ばかりということもあり、持ち寄る料理には自然とみんな気合いが入ります。
今年もレジャーシートの上には、予約困難なお店のオードブルや、デパ地下の色鮮やかなデリサラダ、人気のパン屋のキッシュなどが所狭しと並びました。

蓋が開くたびに「わあ!」と歓声が上がる、小さなビュッフェのような華やかさ。
誰が一番センスの良いものを持ってくるか、どこか競い合うような空気さえ漂っていました。

思わぬハプニング

ところが、お花見が中盤に差し掛かった頃のこと。
突然強い風が吹き抜け、誰かのコップが倒れてシートの上に飲み物がこぼれてしまいました。

「大変!」「ティッシュない?」
慌てて手荷物を探りますが、私たちの指先はいつの間にかデリの油やタレでベタベタ。

用意していたお洒落な紙ナプキンでは太刀打ちできず、せっかくの楽しい空気が一変、みんなが右往左往していたその時です。

窮地を救ったのは、意外なアイテム

後輩の佐藤さん(仮名)が、サッと取り出したのは、大判の「おしり拭き」のパックでした。

「これ、水分量が多くて便利なんです。よかったら手を拭くのにも使ってください」と笑いながら、厚手のおしり拭きでシートの汚れを瞬時に拭き取る彼女。

あらかた拭き終わると、次は自分のリュックからゴミ袋を出し、風で転がっていきそうな空き缶をテキパキとまとめ始めます。

その手際の良さに、私は思わず感心して見入ってしまいました。

「気配り」の真髄

華やかな料理で場を盛り上げるおもてなしも素敵です。
でも同時に、トラブルを想定して準備しておく心遣いも同じくらい大切なのです。

彩りを添えてくれる人もいれば、安心を整えてくれる人も。
豪華な料理とおしり拭きが並ぶレジャーシートの上で、私は大人の「気配り」の奥深さをしみじみ感じました。

おいしい料理を頬張り、佐藤さんのくれたおしり拭きで手を拭きながら、「自分もいつか、困っている誰かにそっと必要なものを差し出せる人でありたい」と思ったのでした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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