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母「お金がない」厳しすぎる節約生活。両親が離婚しなければ──でも、大人になって気づいた『母の覚悟』

  • 2026.4.3

離婚し、シングルマザーになった母。私たち姉弟を不自由なく育てるため、母が口うるさく言っていたこととは……? 母の偉大さを知った、筆者の体験談をご紹介します。

画像: 母「お金がない」厳しすぎる節約生活。両親が離婚しなければ──でも、大人になって気づいた『母の覚悟』

女手一つですべてを担うことになった母

中学生の時に両親が離婚し、母と弟と私の3人で暮らすことに。思春期、そして反抗期真っ最中の私たちを、女手一つで育てることになった母。父からの養育費や祖父母の支援があるとはいえ、不安でいっぱいだったと思います。

それまで住んでいた家から引っ越し、仕事を変えた母は昼も夜も働きながら、必死で私たちを育ててくれました。

両親の離婚後、不満だらけの学生時代

母は常日頃から「欲しいものがあっても、すぐ買わずによく考えなさい」「お小遣いの他に臨時収入があっても、“なかったもの”として取っておきなさい」と口酸っぱく言っていました。

そんな母に向かってお構いなしにワガママを言い、あれが欲しい、これが欲しいと言う私。高校生になっても、周りの友達が持っているものをすぐに欲しがり、難色を示されると不機嫌になっていました。

以前住んでいた家から引っ越さなければ、両親が離婚しなければ──そんな不満を感じながら学生時代を過ごしたのです。

自分を顧みず子どものために働いた母

やがて大人になり、私自身も母に。この先、子どもたちが不自由なく生活していけるかどうか不安だと母にこぼしたところ、母も同じ気持ちだったと話してくれました。

そしてわかったのは、母が当時私たち2人の進学費用や、本当に必要なものは我慢せず買えるようにと節約してくれていたこと。1円単位でやりくりをしたり、自分の持ち物はボロボロになるまで使ったり。

子どものために誰よりも我慢していた母に、反抗期だからとあれこれ文句を言っていた過去を後悔しました。

母の偉大さを改めて知る

大人になって改めて知った、母の偉大さ。親の苦労は子どもに見えないことが多いものの、今はその愛情と努力に誰よりも感謝しています。

そして、今は3人の孫をかわいがってくれる母。少しずつ恩返しをしながら、私もまた母のように子どもに何ができるかを考えていきたいと思います。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

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