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料理家のキッチンを細かく拝見!「DIYで自分仕様の空間に。縦長スペースを効率よく」

  • 2026.4.3

料理を生業としている人のキッチンにはどんな工夫が?
収納から動線、たたずまいまで、使い勝手がよく心地いい空間にするアイデアを取材しました。

今回キッチンを見せていただいたのは・・・
橋本彩子さん
料理家。ル・コルドンブルー東京校で学ぶ。2月末に新刊『お揚げと豆腐と納豆と』が発売予定。

DIYで自分仕様の空間に。縦長スペースを効率よく

奥に長いワンルーム。右側にキッチン、左側にダイニングテーブル。
左手の奥まった場所に冷蔵庫を置き、布で目隠ししています。

塗装や細かい造作はDIY。自分で作った愛着ある場所

都心にある小さなビルの4階。
物件探しに2年かかったという橋本彩子さんのアトリエは南向きの明るい光が入る部屋です。

「築地の近くで探しましたが、飲食OKという物件が稀で、やっと巡り合えました」と橋本さん。

もともとインテリアや間取りを考えるのが好きで、アトリエ作りは自分のアイデアを設計士に起こしてもらうところからスタート。
入って右手側、壁付けの長いキッチンがこの部屋の主役です。ステンレスのトップはパーツを扱う

「ツールボックス」のオーダーメイド、台の部分は大工さんが設計通りに切った木材を自分でペイントし、組み立ては再び大工さんにお願いするという、半分DIYで、費用を抑える工夫も。モスグリーンはパリのアパルトマン風。

「ゴッホの壁紙のパーテーションを置こうと最初から考えていて。それに合わせて『ベンジャミンムーア』で塗料を選びました。キッチン側の壁は、壁紙の上から自分で塗ったんです」

キッチンツールはコンロ下にざっくり収納、食器は中古の水屋箪笥を上下に分割し、オーブンレンジの下と入口近くに置いて収納しています。

料理教室やプライベートレストランとして、好きな眺めのキッチンでアイデアが広がります。

約4mの幅がある壁付けのキッチン。
シンクの水栓は自分で好みのものを探して取り付けを依頼しました。

プライベートレストランのダイニングは、料理教室の作業台にもなるテーブル。
右のドローイングは橋本さんが手がけたもの

右からシンク、ガスコンロ、作業台が並び、横に移動するだけで作業はスムーズ。
コンロまわりには油汚れを防止するキッチンパネルを貼っており、左右対称のレイアウトが美しい。
ガスコンロとオーブンレンジは、ともにリンナイ。

眺めを計算したたたずまい

パーテーションは、ゴッホの「梅の木」の壁紙を自分で貼り付けたもの。
レストランの時は、玄関から水まわりが見えないように目隠し。

壁に取り付けた棚は、インターネットで買ったボックス収納をペイントし、大工さんに取り付けを依頼。

狭くてもはかどる動線

シンクは料理教室でも作業しやすい2槽式。
シンクの上に木のボードをわたし、まな板兼作業台に。

鍋やザルは換気扇にマグネットフットで吊るす収納に。
目に付くツールはステンレスか黒で統一。

ゴミ箱やカーテンもDIY

作業台の下にゴミ箱を置き、ペダルを踏める高さで目隠し板を取り付け。
「マグネットで板を着脱できるように、DIYしました」。

オーブンレンジの鉄板や大皿を置く棚板は、レールで前に引き出せる。これも自分で考えた工夫。

タオルホルダーをシンク横の壁に取り付けて。

棚板に設置したスマホホルダー。動画撮影に便利。

窓辺には、素材違いの布とリボンをランダムに下げてカーテン代わりに。
「このラフさがお気に入りです」

トレーを活用した収納

料理教室ではみんなで使うので、収納は戻しやすいようざっくりと。
「ジョセフジョセフ」のケースに入ったカトラリー。

キッチンツールはステンレスの大きなバットに、鍋やフライパンはイケアのプラスチックケースに入れて前に引き出します。

photograph: Yusuke Shirai text:Ema Tanaka map: GEO

大人のおしゃれ手帖2026年3月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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