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【香菜子さんの鎌倉移住と新しい暮らし】〈暮らしの整理術〉持ち物を減らすという、前向きな準備〈第7回〉

  • 2026.3.26

モデルとして、「おぱんつ君」の生みの親でもありアーティストとしても幅広く活躍する香菜子さん。2025年6月に50歳にして鎌倉へ移住、東京との二拠点生活をスタートさせました。東京で長らく住んでいたマンションを売却して、鎌倉の家に移りました。現在は、鎌倉の自宅と仕事場のある東京のアトリエを往復する日々。
二拠点生活をするうちに、次第に物が整理されてきたという香菜子さん。今回は、「物を減らす」について。物を減らしたくても減らせない悩みのある方、これから引っ越しを考えている方、必見です!

もう一段階、暮らしを軽くしたい

最近、家の中の景色が少しずつ変わってきました。
大きな変化があったわけではありません。
けれど、クローゼットを開けたり、食器棚を整えたりするたびに、
「これは、これからの暮らしにも必要だろうか」と
自然と考える時間が増えています。
引っ越しという言葉が、まだ少し遠くにあるようで、
でも確実にこちらを見ている。
そんな感覚です。

二拠点生活をしているうちに、
持ち物は自然と整理されていました。
行き来する暮らしのなかで、
「あれがなくても困らなかった」
「これは思っていたほど使っていない」
そんな小さな発見を何度も繰り返してきたからです。
それでも今回、
もう一段階、暮らしを軽くしたいと思っています。

食器棚にはこれまでの暮らしが詰まっている

<今の住まいの食器棚の様子> 以前の暮らしよりも色味が少なくなった気がします。以前は子どもの食器が多かったから。

実は、もう食器の整理を始めています。
食器棚を開けると、
これまでの暮らしの時間がぎゅっと詰まっています。

鎌倉へ引っ越すタイミングで、
一人暮らしを始めた息子にも、
いくつかの道具を渡しました。
揃いの白いお皿、
フードプロセッサー、
それからお菓子作りの道具たち。

ここ数年で、器の好みも少し変わりました。
中国茶を習い始めたことも、その一つです。

中国茶を始めてから、小さな器に惹かれるようになりました。

中国茶のお稽古の様子。先生のしつらえを見ていると刺激になります。

物を「減らす」というより「選び直す」感覚

そして、次の暮らしでは
ダイニングに白いクロスをかけて、
銀食器を揃えた、少しホテルのような空間にしてみたいと
思っています。食器屋さんやアンティークショップで銀食器ばかり探している自分に気づきます。

<最近購入した白いお皿 大小>
数は少なめに。前にもこんな食器は持っていましたが、息子が欲しいというのであげてしまいました。が、やはり定番のこの形は必要ということがわかって買い直しました。

こうして食器棚を整えていると、
不思議なことに気持ちまで軽くなっていきます。
減らすというより、
これからの暮らしに合うものを選び直している、
そんな感覚です。
器を一枚手に取りながら、
この先の食卓の風景を想像することもあります。
白いクロスをかけたテーブル。
小さな茶杯。
ゆっくりとお茶を淹れる時間。
まだはっきりと形になっているわけではありません。
けれど、少しずつ、
次の暮らしの輪郭が見えてきているような気がしています。
今はその準備の途中。
食器棚を整えることも、
きっとその一歩なのだと思います。

*画像、文章の転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

モデル、アーティスト 香菜子

香菜子

本誌はじめモデルとして、「おぱんつ君」のディレクターなどアーティストとして活躍中。

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