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「えっ、どちら様ですか?」マッチングアプリで出会った写真と全く違う男との食事。自慢話の果てに突きつけられた、理不尽な会計とは

  • 2026.4.3

期待は一瞬で崩れ去る。画面越しの彼は幻だった

マッチングアプリで意気投合したのは、メッセージの文面からもスマートさが伝わってくる素敵な男性でした。

お互いに友人とのディナーを終えた後、合流して軽く一杯飲もうという流れに。

「もしかして、〇〇ちゃん?」

待ち合わせスポットで声をかけてきた人物に振り向いた瞬間、私は自分の目を疑いました。

(……えっ、どちら様ですか?)

アプリの洗練されたイケメン写真は一体どこへ。目の前に立っていたのは、髪も服もなんだかヨレヨレの、清潔感とは程遠い見知らぬ男性でした。会って数秒で、私のテンションは急降下です。

気を取り直して近くの居酒屋に入ったものの、そこからが真の試練の始まりでした。

彼は私のプロフィールや話には一切興味を示さず、ひたすら自分の武勇伝を語り続けたのです。

「俺って、昔から途切れたことなくてさ」

「今の職場でも、後輩の女の子たちからやたらと相談されるんだよね〜」

(いや、その身なりでどの口が言ってるの?)

心の中の冷ややかなツッコミをよそに、私のメンタルをさらに削ってきたのが彼の食べ方でした。

ついさっき「友達とご飯食べてきた」と言っていたはずなのに、唐揚げやだし巻き卵などを次々とオーダー。

「クチャッ……ズルルッ」

親の仇のように音を立てて咀嚼する姿に、私の心のシャッターは完全に下りました。ひきつった笑顔を顔面に貼り付けながら、時計の針が進むことだけを祈り続けました。

理不尽すぎるお会計、そして訪れた反撃の時

長すぎる苦行の時間をなんとか耐え抜き、やっとお会計のタイミングへ。

「これで解放される……」と胸を撫で下ろした私に、彼は信じられない言葉を放ちました。

「あ、俺いま手持ち少なくて。ちょっと多めに払っといてくれない?」

(……はい?)

テーブルに並んだ空のグラスやお皿のほとんどは彼が平らげたものです。なぜ私が多く負担するのか、計算式が全く成り立ちません。

それでも、こんな場所で揉め事を起こす気力すら残っていなかった私は、言われるがまま多めにお金を置きました。

「じゃ、次は俺の行きつけのBARに行こう!マスター紹介するよ」

こちらの疲労感など一切察することなく、彼は意気揚々と2軒目へ私を誘導し始めました。

そして、彼のアウェー感満載な「知り合いの店」のドアを開けようとしたその瞬間、私の中の何かが音を立てて弾けました。

「ちょっと待って。さっきから黙って聞いていれば、写真とは別人レベルだし、延々と続く自慢話にもウンザリ!しかも、あなたが全部飲み食いしたのになんで私が多く払わされてるの?もう付き合いきれないので帰ります!」

溜め込んでいた不満をマシンガンのように撃ち放ち、あっけにとられる彼をその場に置き去りにして、私はヒールを鳴らして引き返しました。

帰り道、最初は「ちょっと大人気なかったかな……」と自己嫌悪がよぎりましたが、冷たい夜風を浴びながら駅に向かって歩くうちに、気づけば心の中は嘘のように晴れ渡っていました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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