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腹筋してるのにお腹がへこまない。なぜ?

  • 2026.3.31

毎日腹筋してるのに、お腹がへこまないんですけど?

回数を増やしたり、きついメニューに変えたりしても、見た目が変わらないとなんだかモヤモヤしますよね。

「実は、腹筋をしてもお腹はへこまないことが多い」と、パーソナルトレーナー福田 健人さんは言います。

腹筋してもお腹がへこまない理由

腹筋はお腹まわりの筋肉を鍛えるトレーニングですが、それだけでは見た目の変化につながりにくいケースがあります。

よくある原因を見ていきましょう。

体脂肪が落ちていない

お腹をへこませるために一番重要なのは、体脂肪です。

腹筋をして筋肉がついても、その上に脂肪が残っていれば、見た目は大きく変わりません。

お腹まわりは脂肪がつきやすく、落ちにくい部位でもあります。腹筋トレーニングだけで脂肪を減らすのは難しく、全身の消費カロリーを増やす必要があります。

トレーナーの福田さんは、次のように話します。

「脂肪を落とすには、目的に合ったアプローチが必要です。筋肉を鍛えるトレーニングと、脂肪を減らすための運動は異なります。

これは『特異性の原理』と呼ばれ、目的に応じた方法を選ばないと、思うような結果は出にくいというトレーニングの基本になります」

腹筋だけに頼っている

お腹まわりの見た目は、腹筋だけで決まるわけではありません。背中やお尻、体幹全体の筋肉がうまく使えていないと、姿勢が崩れ、お腹が出て見えやすくなります。

トレーナーの福田さんは、次のように話します。

「体を変えるには、特定の部位だけでなく全身をバランスよく鍛えることが重要です。これはトレーニングの基本である『全面性の原則』にも当てはまります。部分的なトレーニングだけでは、見た目の変化は出にくいことがあります」

姿勢が崩れている

猫背や反り腰のクセも、お腹が出て見える原因になります。とくに反り腰は、骨盤が前に傾いてしまい、お腹がぽっこり出やすい状態です。

普段の姿勢が変わるだけでも、見た目の印象は大きく変わります。

食事の影響が大きい

腹筋トレーニングを頑張っていても、食事が乱れていると体脂肪は減りにくくなります。間食が多い、食べ過ぎている、栄養バランスが偏っているなど、小さな積み重ねが影響します。

「運動しているから大丈夫」と思っていると、意外と差が出るポイントです。

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次: お腹を凹ませる最短の方法は?

お腹を凹ませる最短の方法は?

腹筋だけではお腹はへこまないことがわかりました。では、実際にどうすればいいのでしょうか。

トレーナーの福田さんに聞きました。

「お腹を凹ませる最短ルートは、体脂肪を落とすことです。そのためには、有酸素運動・筋トレ・食事管理の3つを組み合わせることが重要です。

どれか1つではなく、バランスよく取り入れることで、効率よく体脂肪が減り、お腹まわりも変わっていきます」

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お腹をへこませるためにやるべきこと

お腹を引き締めるためには、「腹筋だけに頼らないこと」が大切です。

大きな筋肉を使う筋トレを取り入れる

スクワットなど、大きな筋肉を使うトレーニングもおすすめです。太ももやお尻といった大きな筋肉を動かすことで、消費エネルギーを増やしやすい体の土台が作られます。

腹筋だけでは使われる筋肉が限られ、体全体の変化につながりにくいため、全身を使うトレーニングを取り入れることが重要です。

トレーナーの福田さんは、次のように話します。

「筋トレは同じ種目・同じ負荷で続けていると、体はその刺激に慣れてしまいます。体を変えるためには、重さや回数、やり方を少しずつ変えていくことも必要です」

有酸素運動を取り入れる

ウォーキングやジョギング、足踏みなどの有酸素運動は、体脂肪を減らすのに効果的です。筋トレと組み合わせることで、より効率よく脂肪を落とすことができます。

関連記事:有酸素運動で脂肪燃焼するペースとは?

体幹トレーニングを取り入れる

プランクなど、体幹全体を使うトレーニングを取り入れることで、姿勢改善にもつながります。お腹まわりを引き締めるには、全身の安定性が重要です。

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食事を見直す

極端な制限をする必要はありませんが、食べ過ぎや間食を見直すだけでも変化は出やすくなります。体脂肪を減らすには、日々の食事が大きく関わります。

関連記事:食事の置き換えダイエット完全ガイド

姿勢を整える

普段の立ち方や座り方を意識するだけでも、お腹の見え方は変わります。骨盤を立てる、背筋を伸ばすといった基本を見直してみましょう。

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腹筋を鍛えるのは無意味ではない

腹筋トレーニングが意味ないわけではありません。体幹を支える重要な筋肉であり、鍛えることで姿勢の安定にもつながります。

ただし、“腹筋だけ”では足りないというのがポイントです。

「腹筋だけで変えよう」としないこと

お腹をへこませるには、以下の複数の要素が関係しています。

・体脂肪を落とす
・体全体を使う
・姿勢を整える

腹筋を頑張っているのに変化が出ないときは、やり方を少し広げてみるタイミングかもしれません。焦らず、できることから整えていきましょう。

脂肪は部分的には落ちない。小さな変化に目を向けて

トレーナーの福田さんは、ダイエットや筋トレへの取り組み方について、次のように話します。

「腹筋を頑張っているのにお腹が変わらない」と鏡の前で落ち込む必要はありません。実は、体脂肪は特定の部位だけが落ちる「部分痩せ」はせず、全身から均等に燃焼されていく性質があります。

特にお腹周りは内臓を守るために脂肪が溜まりやすく、変化が最後に表れやすい場所です。一方で、手首や足首、指先といった元々脂肪が薄い部位は、わずかな変化でも骨格が際立ちやすく、ダイエットの効果をいち早く実感できます。

お腹の変化だけに一喜一憂せず、まずは「時計のベルトが緩くなった」「指輪が回りやすくなった」といった小さなサインに注目してみてください。その小さな成功体験を積み重ねることが、理想の体型へと繋がる一番の近道です。

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監修者プロフィール

パーソナルトレーナー 福田 健人

新卒でソフトバンク株式会社に入社し、不摂生とストレスで体重+20kg増加を経験。トレーニング、ダイエット、栄養を学び-20kgのダイエットに成功。資格取得/トレーナーとしての実務経験後にパーソナルジム『YourGym』を立ち上げ。自身の体験から「運動習慣作り」「働きながら成功するダイエット」に知見がある。

保有資格
NSCA-CPT

<Text:MELOS編集部>

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