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知ってるのに読めない?「浅葱」はなんと読む?→気になる正解は?【色の名前】

  • 2026.4.28

私たちは日々いろいろな色に囲まれて生活していますが、色の捉え方や呼び方は世界共通ではありません。日本がその歴史や風土の中で作り上げてきた色は「伝統色」と呼ばれ、自然と私たちの生活の中に溶け込んでいます。

今回は、そんな伝統色の中から「浅葱」という言葉をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「浅葱」はなんと読む?
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薄い葱の葉にちなんだ色

「浅葱」の正しい読み方は「あさぎ」です。わずかに緑色を帯びた青色、または青みを帯びた薄い緑色のことを指します。薄い葱の葉にちなんだ色で、平安時代にはその名が見られるとされる、歴史の深い色です。

また、「浅葱」には多くの派生色が存在しており、「水浅葱(みずあさぎ)」「花浅葱(はなあさぎ)」「錆浅葱(さびあさぎ)」「鴇浅葱(ときあさぎ)」など、ちょっとした色の違いによって細かく分類されています。

季節の変化で育まれた色彩感覚

「浅葱」の他にも、日本の伝統色は数多く存在しています。例えば、晴れた日の空のような「空色」、梅の花を連想させる「紅梅色」、藤の花を連想させる「藤色」などです。

日本には四季があるため、それぞれの季節によって自然は様々な色に変化を遂げます。それが日本人の豊かな色彩感覚を生んだのではないかとも言われているのです。


参考文献:大辞林

 

 

 

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!