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読めそうで読めない!「女郎花」はなんと読む?→気になる正解は?【難読漢字】

  • 2026.5.24

世界には様々な花がありますが、それぞれ「花言葉」というものを持ちます。「花言葉」とは、花の持つ特徴や性質などに基づいて象徴的な意味を持たせた語のことで、例えば、バラには「愛」、スミレには「誠実」という花言葉があります。

さて、今回は「親切」や「美人」といった花言葉を持つ「女郎花」をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「女郎花」はなんと読む?
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美女を圧倒するほど美しい花

「女郎花」の正しい読み方は「おみなえし」です。スイカズラ科の多年草で、夏から秋にかけて、分かれた枝の先に黄色い小花を多数、傘を広げたようにつけます。

「おみなえし」という名の由来には諸説あります。まずは、古語の「をみな」と「圧し(へし)」が合わさってできたと考えるものです。「をみな」は「若い女」や「美女」を指し、「圧し」は「圧す」の連用形で、「圧倒する」という意味を持ちます。そのため、「美女を圧倒するほど美しい花」であるということを表したのではないかと言われています。

また、かつては男性が白飯、女が粟飯を食べていた時代がありました。黄色い小花が咲く様子を粟飯に例え、「女飯(をみなめし)」と名付けられたものが、次第に「おみなえし」へと変化したのではないかとする説もあります。

秋の七草

「女郎花」は秋の七草のひとつです。秋の七草とは、秋に咲く代表的な七つの草花のことを言い、「女郎花」の他には「萩(はぎ)」「尾花(おばな)」「葛(くず)」「撫子(なでしこ)」「藤袴(ふじばかま)」「桔梗(ききょう)」があります。ちなみに、「尾花」とは「薄(すすき)」の花穂のことを指します。


参考文献:新明解国語辞典、明鏡国語辞典、全訳古語辞典、大辞林


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

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