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意外と読めない?【難読漢字】「鰆」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2026.4.27

日本は海に囲まれた国です。私たちの食卓には、新鮮な魚介類が当たり前のように並びます。味わうことのできる魚の種類も非常に多く、スーパーや魚屋などに行くと、たくさんの魚の名前を目にしますよね。

今回は、そんな魚の中から「鰆」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「鰆」はなんと読む?
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サバ科の大きな魚

「鰆」の正しい読み方は「さわら」です。スズキ目サバ科の海水魚で、全長は1メートルに達する大型の魚です。成長するに従って呼び名が変わる「出世魚」でもあり、50センチメートルくらいまでの若魚のことを、関東では「さごち」、関西では「さごし」とも呼びます。

マグロを細長くしたような体形で口は尖っており、背面は淡灰青色の地に青緑色の斑紋が散在しているのが特徴です。

春を告げる魚

鰆(さわら)の語源については諸説ありますが、その細長い体形が特徴的なことから、細長いという意味の「さ(狭)」に「はら(腹)」という語が組み合わさって、「さわら」という名になったと言われています。

また、関西では春に漁期を迎えることから「春を告げる魚(春告魚)」として親しまれており、魚へんに春で「鰆」という漢字が作られました。これは中国から伝わった漢字ではなく、日本で独自に作られた「国字(和製漢字)」です。

漢字の成り立ちを知ると、その魚の特徴や旬がよくわかりますね。ぜひ今日の献立の参考にしてみてはいかがでしょうか。


参考文献:大辞林


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!