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読めたらスゴいです…。「朧月」正しく読める?【漢字クイズ】

  • 2026.4.13

「月」は地球唯一の衛星で、太陽の光を受けて地上の夜を照らしています。27.3日で地球を一周しており、太陽と地球との位置関係によって、満ち欠けを繰り返します。新月や満月など、私たちにいろいろな表情を見せてくれる月は、古来から人々の心を惹きつけてきました。そのため、和歌などにもよく詠まれてきました。

今回は、そんな「月」に関わる漢字の中から「朧月」をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「朧月」はなんと読む?
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ぼんやりとかすんで見える月

「朧月」の正しい読み方は「おぼろづき」で、時に「ろうげつ」と読むこともあります。「ぼんやりとかすんで見える春の夜の月」を意味します。

寒い冬からだんだんと気温が上がり、春は空気中の水蒸気や微粒子が増えやすくなる季節です。その影響で月の光が散乱し、月の輪郭がぼんやりとかすんで見えるのだとされています。

光源氏を魅了した女性

朧月が出る夜のことを「朧月夜(おぼろづきよ/おぼろづくよ)」と言います。

また、「源氏物語」に描かれた登場人物の名としても有名です。右大臣の末娘で、弘徽殿の女御の妹でもある朧月夜ですが、東宮への入内が決まっているのに源氏と密会し、源氏が須磨へ退く原因を作りました。後々まで源氏の心をとらえ続ける、明るく優雅で魅力的な女性として描かれています。

「源氏物語」は今の時代にも熱心なファンがいるほど、日本を代表する偉大な物語です。春の夜に出た朧月を眺めながら、「源氏物語」の世界へ思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。


参考文献:大辞林、新明解国語辞典


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!