1. トップ
  2. 「え、これ読める人いる?」“蒲公英”の読み方が意外すぎた【漢字クイズ】

「え、これ読める人いる?」“蒲公英”の読み方が意外すぎた【漢字クイズ】

  • 2026.4.13

春になると様々な花が色鮮やかに咲き、私たちの目を楽しませてくれますが、その花もいつかは枯れてしまいます。仕方ないことだと分かっていても、きれいな花が枯れてしまうと、やはり少し切ない気持ちになりますよね。ですが、枯れた後に特徴的な種を作る植物もいて、その変化に驚かされることもしばしばです。

今回はそんな植物の中から「蒲公英」をご紹介します。小さい頃、きっと誰もが飛ばしたことがあるはずですよ。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「蒲公英」はなんと読む?
undefined

綿毛で種を飛ばす植物

「蒲公英」の正しい読み方は「たんぽぽ」です。キク科タンポポ属の多年草の総称で、春になると中空の花茎の先に黄色または白色の花をつけます。

蒲公英は春に花を咲かせますが、冬の間は緑色の葉を放射状に広げ、地面にぴったりとつけた状態で過ごします。この形がバラの花に似ていることから、「ロゼット葉」とも呼ばれています。

また、花が枯れた後には白い冠毛を持った種子ができ、風に乗って飛んでいきます。これは私たちが綿毛と呼んでいるものですが、綿毛が飛ぶのを見ると、春の終わりを感じますよね。

「たんぽぽ」という名の由来

「たんぽぽ」という呼び名の由来には諸説あります。ひとつは、冠毛が丸く集まる様子が、綿を丸めて布などで包んだ「たんぽ」に似ていることから「たんぽ穂」という名がついたというもの。他にも、茎を裂くと太鼓に似ていることから、かつては「鼓草(つつみぐさ)」と呼ばれていたものが、その太鼓を叩く「たんたん、ぽんぽん」という音から「たんぽぽ」になったと言われています。

また、開花前のたんぽぽを乾燥させたものは「蒲公英(ほこうえい)」と呼ばれ、漢方として用いられています。このことから、「蒲公英」と書いて「たんぽぽ」と読むようになったとされています。


参考文献:大辞林、新明解国語辞典


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!