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「今年すごい出てるな」春ドラマにつづき“大活躍中”の人気俳優、新作映画で演じる“絶対に怒らない男”に期待の声

  • 2026.4.30

現在、主演を務めるテレビ朝日系のドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』が放送中で、主演映画『脛擦りの森』が公開中。5月4日には、主演シリーズ『岸辺露伴は動かない』の最新作『泉京香は黙らない』の放送も控える人気俳優、高橋一生。そんな高橋が“絶対に怒らない男”を演じる主演映画『ラプソディ・ラプソディ』が、5月1日から公開される。SNSには「タイトルからして気になる」「予告だけで面白い」「高橋一生、今年すごい出てるな」といった声が見られ、公開を楽しみにしている人が続々と増えている模様だ。

高橋一生が主演を務める最新映画『ラプソディ・ラプソディ』

ある理由から“絶対に怒らない”と決めている主人公・夏野幹夫(高橋一生)が、“触れるもの全て壊してしまう”謎の女性・繁子(呉城久美)と出会う。予測不能な繁子に振り回されつつ、彼女と向き合おうとする幹夫。横浜を舞台に、少しずつ距離を縮めていく2人を描く、ハートフルな映画『ラプソディ・ラプソディ』。

ストーリー
“絶対に怒らない男”・夏野幹夫。ある日、役所で受け取った住民票を何気なく見ると、そこにはまったく身に覚えのない“続柄:妻”の文字が―! どうやら、1年も前に<繁子>という名の女性が自分と勝手に籍を入れていたらしい。でも、一体なぜ? 何のために―? 正体不明の妻を探して街中を探し回る幹夫。諦めかけていたその時、偶然前を通りかかった花屋から「夏野さーん」と呼ぶ声が…! 繁子との緊張の初対面…かと思いきや繁子は幹夫を見るなり猛ダッシュで逃走! 「話をさせてください!」という幹夫の声も届かず、街中を走り回り追いかけっこする二人だったが、幹夫はタイミング悪くトラックと衝突してしまう…。
予想外の出会いから始まった二人の関係の行方は――!?
出典:『ラプソディ・ラプソディ』公式サイト

俳優として数々の作品で活躍している利重剛が監督を務め、幹夫の叔父・大介役で出演もしている本作は、全編、横浜で撮影が敢行された。街が生き生きと映し出されているのが印象的だが、横浜は利重の出身地だという。SNSには「映画を観る前と後で横浜の印象がどう変わるのか楽しみ」「聖地巡りしたくなると思う」などのコメントが。作品の背景も気になるポイントの1つのようだ。ちなみに、筆者も利重と同じく横浜出身なので、知っている風景が登場して、とてもうれしかった。

高橋一生が尊敬する監督・俳優、利重剛

利重は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)には『ブギウギ』など5作、大河ドラマには『龍馬伝』など3作に出演。ほかにも多くのTVドラマや映画に出演する一方、『クロエ』や『さよならドビュッシー』などの映画で監督を務めている。高橋は、10代の頃から利重の監督作を鑑賞し、彼を尊敬してきたという。『ラプソディ・ラプソディ』の公式サイトにも、利重についてのコメントを寄せている。「兼ねてから尊敬していた利重さんに、利重さんが長年温めてこられた作品でお声がけいただき、幹夫という人間を通して、初夏の横浜を過ごしました」と語る高橋。本作からは、利重と高橋の相性の良さが感じられ、観ていて心が温かくなった。

利重が高橋をキャスティングしたのは、気づかないうちに、まったく知らない女性に籍を入れられ、結婚していたことを知るも、怒らず淡々と彼女に向き合う主人公・幹夫。この設定には、“そんなことってある!?”と驚いたが、観ているうちに幹夫の人物像が分かってきて、どんどん愛おしくなってくる。それは、“高橋こそが幹夫を体現するのに相応しい”と考えた利重が彼を選び、高橋がその想いにしっかりと応えたからこそ、愛おしい主人公が誕生したのだと思う。

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(C) 2026 利重 剛

冷静に考えると、繁子がやったことは“詐欺”のようだが、なぜ幹夫は怒らないのか、ぜひ映画を観て確認してほしい。高橋は、幹夫の内面を非常に丁寧に表現している。幹夫について知れば知るほど、彼を好きになること請け合いだ。

複雑なキャラクターを熱演した呉城久美

繁子はなぜ勝手に結婚届を出し、幹夫の妻になったのか? 繁子の背景もまた、とても複雑だ。“触れるもの全て壊してしまう”繁子は、行動が突拍子もなく、乱暴で激しい。でも、物語が進むうちに、決して憎めない人物だと分かるし、幹夫が繁子を“よく知りたい”、“距離を縮めたい”と思う気持ちを理解できるようになる。

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(C) 2026 利重 剛

繁子を演じているのは、朝ドラ『まんぷく』で、安藤サクラが演じたヒロイン・福子の親友の1人、ハナに扮した呉城久美。彼女は、朝ドラには『べっぴんさん』と『ひよっこ』にも出演し、大河ドラマ『青天を衝け』にも出演。最近では、朝ドラ『虎に翼』のスピンオフ『山田轟法律事務所』にも出演した。『ラプソディ・ラプソディ』では、難役と言える繁子を熱演しており、観客に強い印象を残すこと必至だ。

池脇千鶴の好演も見どころ

幹夫の同僚で、彼に想いを寄せる毒島りずむを、池脇千鶴が演じているのも見どころの1つ。この3月まで、朝ドラ『ばけばけ』に出演していた池脇。本作でのりずむ役でも、とても良い味を出していて、見応えバツグン! 高橋が演じる幹夫と、りずむとのやり取りはすごく面白いので期待してほしい。

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(C) 2026 利重 剛

高橋、呉城、池脇、そして利重ら、演技派俳優たちが集い、心に染み渡る素敵な映画に仕上がっている『ラプソディ・ラプソディ』。映画館を出た後も、どこかに幹夫や繁子たちがいるような気持ちになる本作は、珠玉の1本としてお勧めできる作品だ。


※制作の裏側についてはプレス資料・公式サイトより引用

『ラプソディ・ラプソディ』2026年5月1日(金)公開
出演:高橋一生、呉城久美、利重剛、芹澤興人、大方斐紗子、関口和之(友情出演)、池脇千鶴
監督・脚本:利重剛 音楽:大西順子
配給:ビターズ・エンド
公式サイト:https://www.bitters.co.jp/rhapsody/
(C) 2026 利重 剛

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(C) 2026 利重 剛

ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X:@KumikoShimizuWP